2011-01-01から1年間の記事一覧

『女の子ものがたり』(再見)女の子の本当の青春映画

『バイオハザード4』

●雨が降る渋谷のスクランブル交差点に立つ女性、公開時にあれこれニュースなどでも取り上げられていたが、全然、中島美嘉に見えない。いつも見る中島美嘉より子供っぽい感じだし、かわいらしい感じ。アーティストとして唄ってる中島美嘉は目線を細くして吊り…

『バイオハザード4』中島美嘉の怪演だけは観る価値あり。

『若草の萌えるころ』(1968)

・ヨーロッパ映画、その中でもフランス映画と聞くとそれだけである程度以上質の高さと文芸的香りがただよった秀作と考えてしまうようなところがあるのだが、当然のことながらフランス映画だからすべからくイイ映画でも味のある映画でもあるわけがない。・こ…

『若草の萌えるころ』なんとも粗雑さが目立つ映画

『毎日が夏休み』(1994)

・なんだか非常に相米慎二的だ。・学校でいじめにあって不登校になって・・・という話の映画は多い。「西の魔女が死んだ」もそうだった。学校でいじめにあって学校に行きたくなくなる少年少女って・・・こんなふうによく映画で取り上げられる程昔から多かっ…

『毎日が夏休み』夏の匂いや風はかんじられない。

『シルバラード」(1985)

・日本公開時は最後の西部劇なんて宣伝されていたのを思い出す。・それにしても今はあまり見ることのなくなった俳優がずらりと顔をならべている。どの俳優もそれなりに好きだったのだけれど。・ライトスタッフに出ていたスコット・グレン、ザ・フライのジェ…

『シルバラード』スカっとするラストがあったらもっと評価されたはず

『狂った果実』(1956)

逗子や鎌倉の駅の雰囲気は半世紀もまえなのに今とほとんど変わりないな。この当時の日本の社会状況では逗子で海水浴をしたり、ボートで沖に出たり、水上スキーをしたり、ヨットにのったりということは物凄くゴージャスで憧れの夏の生活だったのだろう。敗戦…

『狂った果実』

『ヒポクラテスたち』(1980)

監督、脚本:大森 一樹●1980年代、邦画がそれまでにない新たな映画への取り組みを開始し、技術だ、経験だというものではなく、若手の勢いで古い映画業界をひっくり返すような映画を作っていこうとしていた、邦画が猪突猛進的な勢いを一つの流れとして生み出…

『ヒポクラテスたち』勢いだけのヒポクリット。

『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 』(2010)

●よく言われているように、この映画は映画というよりも、イベント。この映画を観に行って、友達とあれやこれやとはしゃぐこと、話題を共有することによって会話すること、そういうイベント。●THE MOVIEまでは映画であったかとおもうが、THE MOVIE2からはイベ…

『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 』イベントとして観ても面白くなかった

『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』(2009)

確かに美術は凝っている。手が込んでいる。CGIで描いている背景や町の風景とは重厚さが違う。自然な感覚が落ち着く。松たか子は最初は華がありすぎると思ったが、観ているうちに絵になじんでくる。そして古き日本の女の持つ慎ましやかで男に尽くすイイ女の色…

『ヴィヨンの妻』

『裸の島』(1960)

●監督:新藤兼人 撮影:黒田清己●ノイズの非常に少ない美しい白黒映像。しっかりとした手抜きのないデジタル補修が施されている。●瀬戸内海の海と小島の風景なのだけれど、これは地中海イタリアとか、ギリシャ辺りの海ではないかと思わせるような美しさだ。…

『裸の島』この乾いた暑さ、空気感、映像、白黒映画の白眉。

『天平の甍』(1980)

●社会派監督 熊井啓作品、原作:井上靖●これも名前はしばしば聞く作品だが、ずっと未見であった。●話、本(脚本)のスケールは日本から海を渡り唐の仏教世界間で広がっていて極めて大きいのだけれど、観る映像にそのスケール感が無い。●遣唐使、鑑真和上に関…

『天平の甍』映画というっよりは歴史人物の解説、説明映像。

『父と暮せば』(2004)

「あんなに沢山の人が死んだのに、自分だけ生き残ってしまった。生き残った私は幸せになってなれない。人を好きになったり男の人と付き合ったりしちゃいけない」まだ若い女性が原爆投下の時に広島にいたというだけで、こんな風に自分を責める女性。『夕凪の街…

『魔性の夏・四谷怪談より』(1981)

鶴屋南北の「四谷怪談」映画化 監督:蜷川幸雄 萩原健一、夏目雅子、関根恵子、森下愛子と随分と豪華なキャスト。●四谷怪談の怖さとは、幽霊になったお岩の怖さというゆうよりも、人間の醜さ、おぞましさへの怖さ。お化けの不気味さ、怖さというより、人間の…

『魔性の夏・四谷怪談より』古臭い古典と思ったが、不気味で怖い

『ドラゴンへの道』(1972)

●出だしからしばらくのギャグ、コメディー調の作りはまったく面白くない、笑えない、ブルース・リーにコメディーはまったく似合わない。おじおじした演技のブルース・リーを可愛いだ、キュートだというのもあるかもしれないが、それはファンの気持ち。ブルー…

『ドラゴンへの道』ギャグやコメディーは不要な猥雑物でしかない。

『ドラゴン危機一髪』(1971)

●ブルース・リーあっての映画。ブルース・リーが出て、動いているだけで画面が面白く躍動する。●ストーリーは古臭く、もう余りにありきたりな勧善懲悪なのだけれど、ブルース・リーものは細かいこと抜きで面白いわけであり、ブルース・リーが出ているだけで…

『ドラゴン危機一髪』映画そのものを凌駕するブルース・リーの存在感

『誰が為に鐘は鳴る ワールド・プレミア・上映版』(1943)

・BSプレミアムで放送された映像は美しいの一言。半世紀以上前の作品なのにノイズ一つ見当たらず、輪郭も明瞭、擦れた映像も皆無。色合いに関しては修復は文句ないのだが、やはり自然な肌の色というまでにはいっていない。美しく再生されているが不自然とま…

『巨人と玩具』(1958)

・原作:開高健 監督:増村保造『氷壁』 ・西洋介:川口浩、島京子:野添ひとみ、合田竜次:高松英郎 ●古臭いな、というのが第一印象。極めて大時代的(ひどく古風。大仰で古めかしい。時代遅れ。時代がかって大げさ)と言っても、半世紀近く前の作品なのだ…