2012-01-01から1年間の記事一覧

『ヘルタースケルター』

・音楽、BGMが酷いな。なんじゃこらってレベルだ。どういう感じでこんな音楽つかってるんだ、この言い方は通俗的で類型的で使いたくはないが、いわゆる「センスがない」「センスがわるい」「センスのかけらもない」ってやつだ。・沢尻エリカの演技がまんざら…

『ヘルタースケルター』映画として、物語として究極的にツマラナイ

『イノさんのトランク〜黒澤明と本多猪四郎 知られざる絆』

TV

・素晴らしい番組だった。・本多木目守・・・なんて愛のある呼び名だろう。・本多猪四郎監督の妻である本多きみさんの語りも素晴らしい。ほんとうになんの虚飾もなく、心の中で思っている感じていることを素直に今話しているという感じがとてもよかった。・…

『ララピポ』(2009)

・中村ゆり・・・は可愛い、手に届きそうなイイ女。って感じで好みなので、それがAV嬢役をやってるということだから、それはそれはと思って観てみた。w・話はなんにもなし。深夜枠のドラマより酷い。邦画バブルの末期とはいえここまで酷い作品が作られる…

『猿の惑星 創世記』

・シーザーの表情、目付きに恐ろしいほどに感情が浮かび上がっている。再現されている。CGIによる生き物の表情がここまで表現されているのは驚き。不気味でもある。・ハリウッドは過去のヒットシリーズの続編を作って安全なリクープを狙い、ことごとく失敗、…

『ゴースト・プロトコル』(2011)

・潤沢な予算をたんまり使っていかにもという豪華な絵の映画を撮っているのだが、中味がスカスカ。・トム・クルーズがファンサービス旺盛というが映画の中の派手な見せ場、アクションシーン、どれもれもの演出があざとい。サービスしてますよ、楽しんでね、…

『パトルシップ』(2012)

・ハズブローが出資してるから話よりもメカをおもちゃとして売りたかったんじゃないのか? ・SFアクション大作映画・・・全然 た・い・さ・く じゃない。 ・アナログなボードゲーム"バトルシップ”をベースにしたストーリー・・・ってそんなもん知らんわ。 ・…

『毎日かあさん」(2011)

『ちょんまげぷりん』(2010)

・タイムトラベルものはなんだかんだと話を自由に設定出来る部分もあるので、まあよく使われてるし、ちょっとタイムトラベルもののお話はどこかで観たような似たようなものばかりになってきていて、食傷気味でありマンネリ気味なんだな。・中村義洋監督・・…

『モテキ』(2011年)

悪くはないんだが、これは映画じゃなくてイベントなんだな・・・・長澤まさみ・・・悪くない。当たり前だけど脚がいい。 麻生久美子・・・好み 真木ようこ・・・イイ女 仲里依紗・・・・ここだけパス・映画を観ている間は夢見心地、楽しい気分、日常のうざっ…

『ギリギリの女たち』(2012年)

http://girigiri-women.com/監督:小林 政広 ・撮影は去年(2011年)の8月だというから311の震災からまだ半年足らずの時期。実際に流されて崩れた家などの側を歩く映像など、まだ津波と地震の被害と爪跡がまざまざと残っている被災地の姿が映像に映しだ…

『愛と誠』

この映画はどこに、誰に向けたんだろう? いや、そんな誰かをとか何かをとかどうゆう世代とか、そういう特定のターゲットを考えて、いわゆるマーケティングをして撮ったというんじゃなくて、企画が上がってきた段階で三池が自分の好き勝手にやったという映画…

『レンタネコ』(2012年)

55分:市川ミサコがダラーっと暑くてねっころがってる場面がいい。もたいまさこは出ないのか。荻上直子の最近の作品はちょっとイマイチ。アイディアにとんがりとかきらめきがなくなってる。 少女趣味の部分だけで撮ってる、ウケ狙いで撮ってる、そういうのが…

『カムイ外伝』(2009)

なんとも実に安っぽいCGの映像。最初っから説明ばかり。

『テルマエ・ロマエ』

・ローマ人役の配役は見事。現存の日本人役者のなかからこのローマ顔を選ぶというのが凄い、お見事、喝采。阿部寛 - ルシウス(浴場設計技師) 市村正親- ハドリアヌス(第14代ローマ皇帝) 北村一輝-ケイオニウス(次期皇帝候補) 宍戸開-アントニヌス(ハ…

『大洗にも星はふるなり』(2009)

三谷監督の一連の作品の全て、『約三十の嘘』『キサラギ』その他もあったろうが、演劇、戯曲を映画化した邦画というのはどれもこれもどうしょうもなく最低、くだらない、映画になっていない、まったく詰まらない。舞台で行われている演劇をカメラで撮影しス…

『夏の妹』(1972)

・沖縄の本土返還が1972年5月15日だから、返還のその年に撮影されたということか・・・。・当時の沖縄の様子は画面に少しは写っている。沖縄の売春婦の割合など社会が抱える問題も語ってはいるが、それも通りすがりにさらりとだ。・リリィは最初っからず…

『アウトレイジ』(2010)

・見終わって一呼吸して、「で、それで、なんなの?」と思った瞬間にすべてが霧散して蒸発して薄れて消えてしまう映画・・・・・・その内容、話、そういう作品。・暴力団のわらしべ長者物語か?(悪い意味で)。・兄貴だ、親分だ、師弟だ、契だ・・・言っと…

『希望の国』

・この作品を観て、少し、少しだけだけど園子温の監督作品に対する気持ちが変わったかも?・繰り返される「帰ろうよ、もう帰ろうよ」というセリフが、もうこの国に帰る場所なんてないというメッセージが聞こえた。・前作の「ヒミズ」から、なぜかこの人の作…

『希望の国』悲しみとあきらめ、そしてこの国は絶望の国になった

『ココ・アヴァン・シャネル』(2009)

『ココ・シャネル』(2008)の翌年に製作ということは、最初からこっちも組みで計画されてたということか。

『DON'T STOP ドント ストップ』

http://dontstop.jp/index.html

『フラッド』(1998) (原題:Hard Rain)

ミカエル・サロモンの初監督作品脚本が『スピード』を書いた人だというのもあるが、設定が違いこそすれ、なんとなく『スピード』に似てるなという展開。昔の怪獣映画っぽくもある。脚本は練り込まれてるし、伏線とその回収も巧い。ちょっとした小細工もなか…

『団塊ボーイズ』(2008)

・それにしても酷い邦題だな、どういう感覚でこんな読んだだけで拒絶されるような題をつけたんだろう。・この脚本、お話は、アメリカ映画というよりコテコテの日本のどうしょうもないギャグ映画みたいだ。

『きな子〜見習い警察犬の物語』(2010)

・動物愛玩映画・・・というジャンルは無いが、可愛い動物をネタに使って客引きを企んだと分かるような映画はほとんど好きじゃない。・可愛い動物をキャラクターに使えば、子供に受けるし、親子連れをひっぱれるから客動員を増やせるし、癒しぃなんてものを…

『クロエ』(2001)

監督:利重剛不思議な感じの映画。 こういう手合いの映画はだらだらカメラを回してだらだら撮って繋げてハイ映画です!といったようなとんでもどうしょうもないものが多いのだが、これはちゃんとした意志が映像から伝わってくる。端的に言えば、上手いという…

『武士の家計簿』(2010)

・2010年に連発公開された時代劇を続けて観ているが、前の二つに較べると絵に安心感、安定感があるな。前の二つはどうもふらふらして軽薄な感じがあったが「武士の家計簿」は出だしからしっかりとした絵、映像だ。較べてみたから分かったことかも知れないが…

『桜田門外ノ変』(2010)

・役者が軽い、演技が軽い、演出が軽い、撮影もカメラも、構図も、編集も、話の展開も、なにもかもが軽い・・・軽いじゃなくて軽薄。・これも『十三人の刺客」と同じで太刀回りに迫力、熱がない。動きを配置された演劇。舞台演劇の太刀回りをカメラで撮って…

『桜田門外ノ変』これならNHKの歴史番組のほうがマシ。

『十三人の刺客』(2010)

悪趣味、下俗、下品、グロであり、エログロでもあり、醜悪でもあり、汚物、汚穢のようなものである。策を講じているいるようで、単純。稲垣が極悪人というのはキャスティングが上手い。ただし、最後には若干極悪の色を薄めさせているのは一応今でも人気アイ…