2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『メゾン・ド・ヒミコ』 

●「ジョゼと虎と魚たち」で一躍話題になった犬童一心の劇場公開意欲作(と言って良いだろう)。なんで「ジョゼと虎と魚たち」がそんなに注目されたのかっていうのも、その意表を突く訳の分からないタイトルにフックがあったのと、なにはともあれ池脇千鶴が初…

『メゾン・ド・ヒミコ』このテの映画は監督の自己満足だけだろう

『最終兵器彼女』 

●コミックでは350万部突破! OVAになったり、一部に熱狂的ファンが居るなどその噂は聞いていたが、どうもアニメオタ、機械兵器オタ、美少女キャラオタの嗜好に見事にマッチした作品なんだろうと思い作品そのものに触れる機会はなかった。他にも見たい…

『最終兵器彼女』CGのレベルは驚きだが・・・・

『戦国自衛隊1549』 

●79年に大ヒットした『戦国自衛隊』はそこそこに良かった。千葉真一扮する自衛隊のリーダーは芯の通った行き方を過去の時代でも徹底しそれに続く隊員の一人ひとりもそれぞれが自分と自分が置かれた状況との葛藤の中で悩み苦しみそしてあるものは死をあるもの…

『戦国自衛隊1549』なかなかの駄作

『シムソンズ』 

●トリノオリンピック・女子カーリングチームで話題になったと言うことが無ければ観てなかったと思うけど。ちょいと興味もあって観てみました。最初からベタベタの演出、セリフ、役者は目茶苦茶演技が素人そのもので、脚本もなにもかもダメ、編集も冴えない・…

『シムソンズ』ダメダメの映画だと思ったけど・・・・

『V・フォー・ヴェンデッタ』 

●観念や哲学、思想的要素はエンターティメントにそぐわない。●それを巧く融合させたものもあるにはあるが・・・この映画では分離している。●社会革命思想を実践するVのストーリーは余りにも重く難しい。●スタジオはよくこんなストーリーにゴーサインを出し…

『V・フォー・ヴェンデッタ』エンタメと哲学、思想の不融合

『海猿 Limit of Love』 

●出だしからなんか分かりづらい映像。そして次はウエディング・ドレスをわざわざ持ってきて彼に見せようとしたら、ホテルのドアがオートロックで閉まっちゃってなんていう、なんじゃこれは?っていう演出、というか脚本。●ベタにしても程があるでしょ「よく…

『海猿 Limit of Love』エンターテイメントとしては90点

『嫌われ松子の一生』 

●もう、最後は涙が目の端から滲んで流れ落ちました。もうとてつも無い感動。やられた。参った。もうノックダウンされた。●この作品には何の予備知識も無しで観た。取引をしているデザイン会社の人が「嫌われ松子の一生」が凄くいいよ。と言ったのはもう2ヶ…

『嫌われ松子の一生』これは本年度ナンバー1か?

『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』 

●鑑賞したが、中身がまるで記憶に残ってらなかった・・・・・●漫画のコマ展開や絵、ギャグ、そんなものを全てそのまま実写で映画にしたという感じ。●余りにも頭の中に残っていない、これはなんとも可笑しくなるほど不思議である。●人気漫画の原作を映画にす…

『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』マンガをそのまま映画にしても

『八甲田山』 

2008/3/30追記●邦画の過去の名作を少しずつ見直していこうと思っていた。●「八甲田山」は子供の頃CMで「天は我を見放した」のシーンが流れ印象に残っている。●話題になっていた映画であるが、実際にはまだ見てはいなかった。●改めて見てみようと思ったのは…

『八甲田山』物凄い邦画である。こんな作品が作れるとは・・

一番好きだった海に・・・

ずっと「GW後半から雨ばっかりだぁ!」と愚痴ってましたが、今日の日曜日は驚くほどの快晴。久しぶりに気持ちの良い青空です。 でもね、今日の予定はちょっと重いものなのでした。ずっとヨットというものを愛し、相模湾の海を愛し、もうそれだけしかない、…

海上葬送

『チェケラッチョ』 

●台風が低気圧にかわったものの、前線の活動が活発で金曜日から雨、というかGW後半からずっと雨。なんじゃこら、梅雨入りじゃないの?って天気。今日も起きたら雨、低気圧の影響で風も海辺では相当に強い。こうなると海遊びも出来ないし、なんかつまらない…

『チェケラッチョ』流行り物の寄せ集めをしてもダメ

『アメリカン・ウェイ』 

●シネセゾンで劇場公開されたらしいが記憶に無い。まあその頃はもっと別の映画をみていたのであろう。大型作品でもないし、宣伝もされていたのかどうか・・・・・今となっては一部の人しかしらない実にマイナーな映画となってしまっている。VHSは発売され…

『アメリカン・ウェイ』(The American Way)大好きな一作

『クライマーズ・ハイ』(NHKドラマ) 

TV

●重厚、緊迫、衝撃・・・・・流石NHKが作る番組だ。この重さ、この緊迫感のあるドラマは他では作れまい。●いつもならよっぽどではないかぎりテレビのドラマ物など見ることはないし、気にもとめていないのだけれど、たまたま番組紹介でこの作品がドラマ化…

『クライマーズ・ハイ』(NHK)硬派、重厚、映画に勝るTV演出

 撮影 長田勇市

●夏の海のあのギラギラした水の輝き、透明な空気の中にまでムッとした暑さを感じる太陽の光、あの暑さをフィルムや写真に写しとることは極めて難しい。●海辺に暮らし、事あるごとに海に出て夏の光と水と太陽の作りだす特別な調合のフィーリングを感じている…

『ラヴァーズ・キス』 

●鎌倉を舞台として作られた小粒だけでちょっと気になる映画。●この映画、劇場公開されたときは全く知らなかった。(そういう小粒の邦画をいっぱい拾い上げていこうという思いだが)●実はこの映画の原作となったコミックも、作者である吉田秋生さんもまったく…

『ラヴァーズ・キス』小粒だが、青春映画の佳作としてgood!

『ニューワールド』 

●幻の監督「テレンス・マリック」の久しぶりの作品。でも前作の「シン・レッド・ライン」は十何年ぶりに作ったんじゃなかったっけ? それから考えれば数年間のブランクだから今回は作るのが早いなと言う感じ。前作「シン・レッド・ライン」は非常に感銘を受…