『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 』(2010)
●よく言われているように、この映画は映画というよりも、イベント。この映画を観に行って、友達とあれやこれやとはしゃぐこと、話題を共有することによって会話すること、そういうイベント。
●THE MOVIEまでは映画であったかとおもうが、THE MOVIE2からはイベント化した。だからそのイベントを楽しめるか、楽しもうと参加するかどうかがすべての分岐点。
●イベントに参加した人は映像の中の宝探しを楽しんでいればいいし、参加する気になれない人は傍観していればいい。で、自分は後者。
●なんにしても、映画というようなものではなく、バラエティー特番のようなもの。だから自分はこれを映画とは思わない。映画であるよりもイベントとして楽しめたほうがイイという人も沢山いるだろう。
●だから、酷評されていても、自分としてはこれを酷評するという気にはなれない。映画じゃないと思っているのだから。
●TVと劇場映画が結託して人を動員して金を稼ぐという仕組みがここまで巧くいっているものもないのだろうからそれはそれとして認めるべき。だけど、どう考えてもこれは映画というモノではない。
●ただし、映画じゃなくてバラエティ特番としてみても全然面白くなかった・・・。