『バイオハザード4』

●雨が降る渋谷のスクランブル交差点に立つ女性、公開時にあれこれニュースなどでも取り上げられていたが、全然、中島美嘉に見えない。いつも見る中島美嘉より子供っぽい感じだし、かわいらしい感じ。アーティストとして唄ってる中島美嘉は目線を細くして吊り上げたメイクを施して顏の強さを演出しているようだが、それとは全く違った顏になっている。こっちのほうが可愛いいんじゃない、こっちの方がいいんじゃない。見事な足のラインも生唾ものの美しさだし。w

●それにしてもで出しを渋谷にして日本人と日本のマーケットでの宣伝に使うというのは・・・まあ、ここまではっきりあからあさまにやっているのであればさほど嫌みや嫌悪感はないが。日本人向けのこういう企みもいまじゃ見え透いて飽きられてきているから・・・。まあそれなりの集客効果はあったとは思うが。

●その渋谷のシーンも殆ど頭に取って付けたかのようなもので、数分したら場面はポーンとアメリカに飛んでいってしまうんだから、笑ってしまう。

●殆どゲームの中の映像と同じといった妙な映像演出も別に驚くほどのものではなくなっているし、マトリックスそのままといった銃撃戦やら弾丸を避けるアクションも、もう少し工夫しろよ考えろよ、これではマトリックスのそのままパクリだろうと白け気味。

●第一作が公開されたのが2002年でもう10年近く経過しているが、ミラ・ジョボビッチはそんなにオバサン化していない。老けていない。メイクでカモフラージュしているにしても、若いイメージをよく保っている。

●このシリーズでは主役以外になかなかの美人が出てきていたのだが、今回はおっと目を見張るような美人はなし。

●このシリーズは3でもうほとんど終わったなという感じだったが、4に至ってはさらに中味が無くなっている。もうすこし脚本を練って話に深みを出さなかったら、もう次は低予算化は免れず、しかも内容もなくなってしまって、どうしょうもなく形式だけの劇場公開を行い、直ぐにDVD化して早めにコスト回収するという流れになるかもしれないな。

●冒頭の中島美嘉のシーンを観たらそれでよし、そこだけにちょっとは価値ありかなという感じ。わずか数分だけど。笑