2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』(2010)

●演技力はまったく無いが可愛い戸田恵梨香。同じく演技力などないが黙ってツンとしていればなかなか以上にイイ女、吉瀬美智子。この二人をだらだら観るだけしか価値の無い映画、いや、これは映画ではないな。脚本もカメラも演出も全て映画にあらず。これはTV…

『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ 』これは映画にあらず。

『築地魚河岸三代目』(2008)

●ほとんど全く期待せず観たが、寅さんとか、釣りバカ日記と同じで、これはあんまりあれこれ考えずさらっと観てそこそこに楽しめる。映画の批判のよくあるパターンとして「こんな映画はTVの2時間ドラマのレベルだ」とかいうのがあるが、この手の作品はそれで…

『築地魚河岸三代目』

『ミリオン・ダラー・ベイビー』(2004)

●光の陰影、影の使い方が非常に特徴的であり効果的。「最近は影で語る監督がいなくなった」とは小津安二郎の撮影監督だった名カメラマン川又昴の言葉だったかと思うが、この映画ほど影で表現の奥行きを深め、セリフや演技以上に光の陰影でシーンの中にある意…

『ミリオン・ダラー・ベイビー』アメリカを覆う暗く重く哀しい陰

『ラスト・オブ・モヒカン』(1992)

マイケル・マン監督●フレンチ・インディアン戦争の時代を生きるインディアンの姿を描いた壮絶な物語。●社会派の硬派な現代劇の印象がつよいマイケル・マンだが、西部開拓時代を描いたこの作品にも人間や組織の愚かさといった監督が描き続けてきた一本の芯が…

『ラスト・オブ・モヒカン』西部開拓時代の映画としては白眉。

『天国の日々(Day of Heaven)』(1978)

●画面に映し出される絵が文句なしに美しい。心がほっとするような穏やかになるような映像。●動物の描写、麦畑、雲、空、霧、自然描写の確かさ。マジックアワーの光線美。流石はテレンス・マリックだと言うべき映像美。●穏やかな音楽●あざとらしい演出がない…

『天国の日々』美しく純粋な文学作品のような映画。