2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『大いなる陰謀』 

●これほど社会的な内容(想像以上)とは思わなかった部分もある。●「Outfoxed: Rupert Murdoch's War on News」や「Uncovered: Whole Truth About the Iraq War」などイラクでのアメリカの所業を批判した作品(ドキュメンタリー)はアメリカでは過去にもDVD…

『大いなる陰謀』 アメリカの病の深さ。そして日本も同じか。

『007/カジノ・ロワイヤル』 

●のっけから唖然とする程凄い。人間同士が走って逃げ、追いかける凄まじい追跡劇。カーチェイスの名場面というのは数々あるが、人間同士の追跡劇でこれほどのものはかってあっただろうか? 逃げる方の黒人の身のこなしの凄さ。それを追うボンドの強靱さ。こ…

『007/カジノ・ロワイヤル』High Quarity !! 極めて完成度が高い

『切腹』(1962)  

●監督小林正樹 ・・・その後「東京裁判」を監督している。やはり言うなれば”社会派”となるのであろう。●脚本 橋本忍 ・・・相変わらずスキのないホン(脚本)。きっちりと組み上げられ、理が通らぬところのないストーリー展開。重厚さということでは「日本の一…

『切腹』45年も前の映画でありながら、現在に通じる普遍さ。

『自虐の詩』 

●「包帯クラブ」の堤監督作品。あと、もう一つ「大帝の剣」が最近の所ではまだ未見か。●中谷美紀と阿部寛のキャラクターはもう十二分に立っている。この二人が全てと言える映画。●ちゃぶ台ひっくり返しが話題だが、これって巨人の星のお父さんが元祖かな?●…

『自虐の詩』話題性はあったがなぁ、話しは詰まらない。

『クローバーフィールド/HAKAISHA』 

●前の方の席で見たから最悪だった。手持ちカメラだとはいえ、カメラをこれじゃ意図的にぶらしてるだろうに。最初の非常につまらない15分程でもう具合が悪くなってきた。これは物理的なものだ、映画の表現的なものではない。●もうすぐに話しの筋は読めて、…

『クローバーフィールド』酔って具合が悪くなるつまらない映画

『うた魂(たま)♪』 

●なんだか評判がいいようなので、期待して観た。夏帆は「天然コケッコー」で今一つな感じだったのでどうかな? と思っていたのだが、PR用のビジュアルで天真爛漫に両手を広げて謳っている様は「あれ、こっちのほうが似合ってるなぁ。超健康的。なんだかこ…

『うた魂(たま)♪』前半は怠い!でも後半盛り返し、爽やかな感動

『クワイエットルームにようこそ』 

●テーマ曲がいいね(このテーマ曲って言い方はオカシイか? テーマを表してる訳ではないから、イメージ雰囲気を醸し出し、アップさせる曲だよなぁ)この唄はイイ感じ。《LOVES》というグループらしいが、全然しらない。というか最近映画のテーマ曲などに採用…

『クワイエットルームにようこそ』確かに巧い作りだ。映画としては異

『スタンド・アップ』 

●原題の「North Country」を「スタンド・アップ」に日本で変えたのはなかなか。原題より上を行く邦題だ(英語ではあるが)●最初の一時間は胸が苦しくなるような酷い状況を映した映画。もう嫌になるというほどの、酷い嫌がらせ、生活状況、生まれてからの不幸…

『スタンドアップ』ヘビーで胸が苦しくなるが最後はなんとか・・

『自殺サークル』 

●『紀子の食卓』を見たのだから、その最初の話し、第1作とも言える『自殺サークル』も見ておかねばなと思った。批判しているだけというのもよくないだろうし。●新宿駅で女子高生が手をつなぎ「いっせーの、いっせーの」で集団投身自殺をするシーンは『紀子…

『自殺サークル』やはり好きになれないタイプの作品か。

『ノーカントリー』 

●第80回アカデミー賞作品賞を含む最多4部門受賞●コーエン兄弟流の坦々としつつも、重く飽きることの無い不思議な演出、ストーリー展開。●父親との会話こそがこの映画の本質なのだろうか?「この国は老いたものにはやさしくないのだ」(という感じだと思う…

『ノーカントリー』No Country for Old men 非常に難しい!!

『日本のいちばん長い日』

●橋本忍脚本・・・・黒澤明と組んでいたころ以上に、独立プロを作ってから橋本忍はいわゆる社会派的な様相を濃くしていった。●東宝創立35周年記念作品・・・これだけの社会的な重要であり、問題もあるテーマを35周年の冠を付けて製作したことは凄い。●息を…

『日本のいちばん長い日』狂気と暴走の歴史が映像に再現される。