2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『うなぎ』(1997)

●1997年の作品だから、これももう11年も前になるんだなぁ。●カンヌ映画祭でグランプリのパルムドールを受賞というのは聞いていても、当時としては観る気持ちになれなかった。同じく今村監督の「楢山節考」もグランプリを取っているが未見。カンヌでグランプ…

『うなぎ』今更ながらカンヌのグランプリに納得した。

『豚と軍艦』(1961)

●ここのところちょっと思うところあって昔の監督の作品を見ている。古い作品って見ていないのが多いんだよねぇ。●今村昌平監督は他とは違ってずいぶんと毒があるというか、アウトローというか、右翼か左翼かどっちでも良いが、考え方が非常に極端な感じで、…

『豚と軍艦』底力はあるが、これは面白いとは言えないな。

『ハリヨの夏』

●映画、文学、音楽・・・芸術、アートという分野では欠くことのできないテーマが誰しもが持っている”あの夏”であろう。青春という時期、さまざまなものに感化され、考え、悩み、だけど、天真爛漫に飛び跳ね、なんでもやりたいことは出来るんだと思えた夏。ギ…

『ハリヨの夏』これでは伝わるものも伝わらない。

『サイドカーに犬』

●いわゆる、ちょっと前に流行った癒し系?という言葉で呼んでも良いだろうなこの作品は。●薫役の松本花奈の演技がなんと上手なことか、そして非常に可愛らしい。もう少し大きくなったら今の夏帆みたいに可愛い売れっ子女子高生女優になるかな? ヘルメットを…

『サイドカーに犬』誰もが持つ子供の頃のあの憧れ、そして切なさ。

『亀も空を飛ぶ』(2004)

●最初の30分が苦痛だった、クルド人の村でアンテナの修理をしたり、出会った女の子の注意を引こうと変なことをしたり、子供達を従えてああだこうだと指図するサテライトという子供の姿が妙に白々しく、ノイジーで、絵から何かを感じさせるものが全くやって来…

『亀も空を飛ぶ』見て、知って、震えるだけしか出来ぬ。

『カーテンコール』

●べたべたの作品タイトルである。まあそれでもこれが演劇とか映画を想起させることは間違いない。そしてそういったものの最後の場面を。●出だしの代議士と女優の不倫スクープを撮ったというエピソードはあまりにも白々しい。その後に続く割としっとりとした…

『カーテンコール』題材として取上げたものは良かったのだが。

『ションベン・ライダー』

●「翔んだカップル」「セーラー服と機関銃」と当時頂点とも言える人気だった薬師丸博子や人気アイドルをキャスティングして大ヒットを飛ばし、時代の寵児とも言われた相米慎二監督であるが、残念ながら今、相米監督のこの作品を観ると、これが映画か?と言え…

『ションベン・ライダー』観ることがこれほど苦痛に感じるとは・・・

『復讐するは我にあり』

●今村昌平が借金やら債権問題やらで苦労した後、11年振りに撮影したこの映画は1963年から1964年にかけて起こった5人連続殺人事件 西口彰事件がベースとのこと・・・・●当時の映画賞受賞が凄い。まるでタイタニックとか、もののけ姫級の受賞ではないか?・…

『復讐するは我にあり』連続凶悪殺人事件が娯楽作品になっている。

『母べえ』

●邦画バブルなどと言われて久しいが、今は明らかに洋画よりも邦画の方に素晴らしいものが多い。自分が学生だった頃は、自分にしても自分の周りの同級生にしても「邦画なんか観ないよ、どうしょうもないよ、やっぱり洋画の凄さには敵わないよ」と皆が同じよう…

『母べえ』自分の父や母に観させてあげたい。そう思う一作。

『西の魔女が死んだ』

●『西の魔女が死んだ』は児童文学のバイブルともいえる梨木香歩のロングセラー小説・・・・・らしい。●「西の魔女が死んだ」というタイトルすら聞いたことも無かったし、この原作が児童文学の中では超ロングセラーでバイブルとまで言われてるなんて・・・・…

『西の魔女が死んだ』忘れていた何かを思い出すような一作

『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』

●エヴリン・オコーネルのイメージが違いすぎる。レイチェル・ワイズとマリア・ペローでは余りに顔も印象も違うだろうに。マリア・ペローはオバサン顔しすぎててアドベンチャーな展開のなかで生まれる恋の相手とはとても思えない。●なんかこの夏は詰まらない…

『ハムナプトラ3』これまた中身の無い詰まらない作品だった。

『百万円と苦虫女』

●つまらない。まるで、つまらない。蒼井優の久々の主演作ということで話題性はあり、あちこちの雑誌にも取上げられてはいたが。実に退屈な映画だ。●カメラが捉える絵がつまらない。ピリッとした緊張感もない。脱力系のゆるい映画だとしても、絵に輝きが無い…

『百万円と苦虫女』これまた実につまらない映画を撮ったもんだ。

『トニー滝谷』

●音楽は流石に素晴らしい。絶妙。映画の質を向上させている。なるほど坂本龍一ということか。●イッセー尾形はこの内向的で変わった主人公の役に嵌まっている。●宮沢りえは最近時代劇で見ることが多いが、センスの良い衣装を着た今の時代の宮沢りえはやはり、…

『トニー滝谷』詩的な映像と音楽は良い。

『スカイ・クロラ』

●この映画の草薙水素と「攻殻機動隊」の草薙素子は・・・・監督としては繋げているんだろうな。キャラの顔もまったく同じだし。●「攻殻機動隊」そして「イノセンス」と押井作品は素晴らしかった。「イノセンス」の映像と音楽には頭をガツンとやられたし。そ…

『スカイ・クロラ』期待しすぎた感がある。なんかつまらない。

『闇の子供たち』

●映画は芸術家か? エンターテイメントか? よく言われる問いだが、そのどちらにも分類出来ない作品もある。それが「闇の子供たち」の様な作品である。何か区分けするとするならば”社会派”の映画とでも呼ばれるのであろうが、この作品のように現代の病巣を突…

『闇の子供たち』きっとこの通りなのだろうと納得する失望感。