2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『色即ぜねれいしょん』(2009)

夏、海、ギター、島、ユースホステル、フリーセックス、ヒッピー、まことにもって懐かしいかのこの雰囲気。http://shikisoku.jp/indexp.html

『色即ぜねれいしょん』

『ワルキューレ』

●史実を描いた映画だというのに史実の重みがない。驚くほど。それは監督、脚本、役者が史実を再現し何かを伝えようという意志が薄く、ただ単に史実のお話だけを面白く再現しようとしたからだ。作品の中に何かを訴える目も、心も、思いもない。つまり上っ面だ…

『アイアンマン2』

●やたらしかめっつらであざといマーケティングやら観客の嗜好分析などでつまらないエンターテイメントを作っている今のハリウッド映画のなかで、素直に楽しめ、エンターテイメントの本質をキッチリ踏まえて、文句無しに楽しませてくれる。適度にスケベ、お色…

『ギプス』(2001)

佐伯日菜子の細くすらりと伸びた足が見事に美しい。エロチック。大きな瞳でエキゾチックな美人だなと再認識。本来はもっと人気が出てもよさそうなものだが、個性が強過ぎたか。尾野真千子は幼さが残る可愛らしさ。若い頃は今連続ドラマに出ている顔つきとは…

『マイマイ新子と千年の魔法』(2009)

・公開当時ずいぶんと一部で騒がれていた記憶。NHKでも主婦数人が公開延期を求めて配給会社に直談判なんて番組があった。・うーん、悪くはない。これも最近の流行、様式? アニメーションでありながら完全に大人向きにつくられた作品。描かれている登場人物…

『南極料理人』

・「料理の映画を作ればそこそこのヒットは約束されている」そういう話も最近ではあまり当たらない。それでも料理ものならなんとなく作品に対して安心感というか「まあ観てもいいか?」という気持ちがわくのだろう。だから安杯な題材ということになる。・南…

『ブタのいた教室』

・ずいぶんと難しい話題を真ん中にもってきたものだ。邦画の製作状況だとこういう内容は避けられる傾向が強いだろうが、それにゴーサイン出したという点はなかなか。・取り上げている題材が題材なだけに娯楽作品というわけにはいかないし、だからといって社…

『スティング』

●観るのはこれも超久しぶり。前に観てから10年以上経つ。名作中の名作だという思いは今回より強くなった。映画らしい映画だし、本物のエンターテイメントだなと強く思った。●映画のもつ雰囲気がとてもいい。今の映画にはない格だとか、自信だとか、気高いも…

『0(ゼロ)からの風』

「危険運転致死傷罪」(最高刑期20年、併合加重の場合は最高30年)の刑法改正。田中好子の遺作2007年製作 2011年11月25日DVDリリース DVD発売に合わせたNHK-BSでの放映。http://www.will-do.co.jp/zerokaze/ http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2…

『羅生門 デジタル完全版』

京マチ子・・・美しい、そしてその迫真の演技。 汗の具合、その光り方、顔に当たる光線・・・白黒のなかでのおそろしいまでの空気感、温度感、白黒のマイナス面がまるで感じられない。白黒でありながらも、まったく古臭さを感じさせない斬新で新しい映像。映…

『クローンは故郷をめざす』(2009)

キャスティングがいい。及川光博は無機質な金属的な雰囲気が漂っていてこの役にはピッタリだ。 永作博美もよし、石田えり子もよし、嶋田久作も、品川徹もみな作品の雰囲気に見事に融合している。原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』冷たい映像も悪く…

『敵中横断三百里』(1957)

脚本:黒澤明、小國秀雄隠し砦の三悪人は1958年

『サイドウェイズ』(2009)

・ハリウッド映画で定番的によく使われる凸凹コンビを日本人でヤッタという感じか? かっこよくセンスある二人組ならいいんだが・・・これじゃあなぁ・・・ギャグにもコメディーにも辿り着いていない。最悪のセンス。これではなにかの形という以前の猥雑なゴ…

『ザ・ウォーカー』

・デンゼル・ワシントンのアクション場面は良し。映像も良し。不思議な雰囲気がある。・しかし彷徨い歩き、持っていたもの、皆が必死で探していたものが聖書っていうのは、よっぽど宗教観念に根ざした人生を送ってる人でなければ”なにそれ?”状態。・聖書、…