『毎日が夏休み』(1994)

・なんだか非常に相米慎二的だ。

・学校でいじめにあって不登校になって・・・という話の映画は多い。「西の魔女が死んだ」もそうだった。学校でいじめにあって学校に行きたくなくなる少年少女って・・・こんなふうによく映画で取り上げられる程昔から多かったのかな?

・「少年時代」で描かれていたのは少年たちの別種のいじめだったが

佐伯日菜子 映画初出演のデビュー作とは思えない堂々とした顔つき、演技。

・今は強烈な性格俳優になった佐野史郎の若いサラリーマン姿はそれだけで笑える。

・「毎日海で思いきり泳いだような気分だった」いいセリフだ。小さい頃の夏ってそんな感じだった。疲れることとか翌日のことなんか考えないでとにかく太陽の下で海に入ってあそびまくっていた。だけど、このセリフは素敵だけれど、映画自体にそういった夏の匂いや空気感はあまりかんじないないなぁ。