2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『舞妓 Haaaan!!!』

●公開当時は劇場での予告編もガンガンに流れていたし、PRも相当だった。宮藤官九郎脚本というだけで、製作会社も、配給元も人を呼ぼう、金を稼ごうと必死だったのだろう。しかし、ホントにどうしょうもない一作であった。●「当代の人気脚本家宮藤官九郎が…

『舞妓 Haaaan!!!』見るだけ時間の無駄だった、どうしょうもない映画

『そのときは彼によろしく』

●プロデューサーも、監督も、脚本家も「いいんじゃないの?長澤まさみと、人気俳優集めていれば充分人を呼べるよ。細かな設定を気にしてたら映画つくりが大変になっちゃうよ」とでも考えていたのではないだろうか?それほどまでに余りに非合理、不整合、つじ…

『そのときは彼によろしく』夢物語としてなら許せるか?。

『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』

●「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」という何を意味しているのか解らぬ言葉は、イエス・キリストが十字架に貼り付けられ処刑されるときに唱えたヘブライ語の言葉で、「神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや」という意味らしい。(マタイ24章6節)●日本人にはキ…

『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』この奇妙な設定は黒沢清の映画か??

『ライフ・オン・ザ・ロングボード』

●ありきたりなストーリーをあちこちから集めてきたような作品。ストーリーの本筋はイイ感じのものを持っているので期待した部分もあるのだけれど、余りに話しがなってない。テレビドラマでもここまで類型的なエピソードを寄せ集めるということははないと思う…

『ライフ・オン・ザ・ロングボード』話しの本筋はよかったのだけれど

『ベオウルフ/呪われし勇者』

●何度か映画化もされている英語圏では最古の叙事詩「ベオウルフ」のフルCGによる映画化。パフォーマンスキャプチャー・データにより、実際の役者の動きをコンピューターに取り込み、それをCGの映像に置き換えている。●確かにリアル、静止画であれば実際…

『ベオウルフ/呪われし勇者』フルCGの映像は面白いが、そこまで。

『ウォンテッド』

●予告編では噂のカーチェイス・シーンをたっぷり披露してくれて「お、なんかこれ楽しめそう」という期待感があった。しかし、内容は・・・トホホなものである。●出だしのオフィスでの誕生祝い、そしてデブデブの上司の嫌みなシーンなどを見ていると「随分と…

『ウォンテッド』これは品の無いスプラッター・ムービー。

『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』

●フランスの国民的歌手、日本でも越路吹雪などにより多くの曲が歌われている。確かに、聞いたことのある歌が何曲かあった。ああ、この歌もエディット・ピアフの歌だったんだと改めて知った次第。●資料によると47歳で無くなったのが1963年、今かから4…

『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』伝記的作品としては見応えあり。

『小さき勇者たち〜ガメラ〜』

●ゴジラにしてもガメラにしても、なんでこう子供向けに作ってしまうんだろう? ●小さき勇者たちって、夏帆が持っていた赤い石を手渡しでどんどん運んで行く子供たちのことなんだろうけど、動機が全く意味不明。なんでいきなり赤い石を渡されてガメラに持って…

『小さき勇者たち〜ガメラ〜』親子向け?というより幼児向け。

『ヨコハマメリー』

●自分も噂だけは聞いたことがあったが、詳しくは知らなかった横浜メリーと呼ばれる人物の存在。あえてこういうドキュメンタリー映画の製作に取り組んだというのは、きっと製作会社や監督などにも、この横浜メリーに対するなんらかの思い入れが有ったからなの…

『ヨコハマメリー』これだけ周りの人を魅了したのは何故だろう?

『おくりびと』

●前評判の高さは嘘ではなかった。非常にバランスよくまとまった良作である。●本木、山崎、杉本、余、笹野と登場人物を演ずる役者の演技力が格段である。(広末は・・・・後述)●死者の納棺前の最後の姿を飾り付ける納棺師の話しと聞いていて、しごく厳格なス…

『おくりびと』これは世界に通じる日本の良心といえる作品

『バベル』

●第79回アカデミー賞で、菊池凛子が助演女優賞にノミネートされたことにより、作品も一躍話題になり、菊池凛子も時の人的扱いまで受けたが、そのお陰で劇場は当初の予想よりも相当に人が入ったことだろう。だが、やっぱりという形で菊池凛子の受賞はなく、そ…

『バベル』観る分には面白いが、作品として完成してないのではないか

『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』

●日本語の造語であるマカロニ・ウエスタン(イタリア西部劇)を踏襲してスキヤキ・ウエスタン(日本の西部劇)としたわけか・・・・面白い。壇ノ浦の源平の戦いを西部劇での対立としたのか・・・面白い。荒野の用心棒のスタイルをオマージュとして取り入れた…

『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』アイディア満載で空回り超全開!

『イントゥ・ザ・ワイルド』

●1960年代に全世界的に吹き荒れた、学生運動や、反体制運動、自然回帰、文明批判などはもう半世紀近く経過した今となっては風化してしまったイデオロギーなのだろうか? 体制側に抑圧され、押し込められ、抗う事を諦めさせられ、それが世代を超えて定着して…

『イントゥ・ザ・ワイルド』懐かしさと喪失感を覚える映画だった。

『プレステージ』

●「ダークナイト」でのクリストファー・ノーランの監督技に感銘し、鑑賞。●劇場公開は2007年6月だが、当時は随分と大量に宣伝が行われていたな。TVにしろ、雑誌にしろ・・・・大体にしてこの某配給会社がこういう金の掛け方をするときはロクなものが無い…

『プレステージ』余りに空想的、SF的な結末の付け方に白ける

『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ』

●以前NHKの放送された、沖縄美ら海水族館で尾ビレを失ったイルカに人口的なヒレを装着し、以前と変わらぬ泳ぎが出来るまでを追いかけたドキュメンタリーを見て、そこに携わる若い獣医と、美ら海水族館のスタッフの努力に感銘を受けた。(2005/2/25日放送N…

『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ』爽やかである。