2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ミカエル・サロモンの初監督作品脚本が『スピード』を書いた人だというのもあるが、設定が違いこそすれ、なんとなく『スピード』に似てるなという展開。昔の怪獣映画っぽくもある。脚本は練り込まれてるし、伏線とその回収も巧い。ちょっとした小細工もなか…
・それにしても酷い邦題だな、どういう感覚でこんな読んだだけで拒絶されるような題をつけたんだろう。・この脚本、お話は、アメリカ映画というよりコテコテの日本のどうしょうもないギャグ映画みたいだ。
・動物愛玩映画・・・というジャンルは無いが、可愛い動物をネタに使って客引きを企んだと分かるような映画はほとんど好きじゃない。・可愛い動物をキャラクターに使えば、子供に受けるし、親子連れをひっぱれるから客動員を増やせるし、癒しぃなんてものを…
監督:利重剛不思議な感じの映画。 こういう手合いの映画はだらだらカメラを回してだらだら撮って繋げてハイ映画です!といったようなとんでもどうしょうもないものが多いのだが、これはちゃんとした意志が映像から伝わってくる。端的に言えば、上手いという…
・2010年に連発公開された時代劇を続けて観ているが、前の二つに較べると絵に安心感、安定感があるな。前の二つはどうもふらふらして軽薄な感じがあったが「武士の家計簿」は出だしからしっかりとした絵、映像だ。較べてみたから分かったことかも知れないが…
・役者が軽い、演技が軽い、演出が軽い、撮影もカメラも、構図も、編集も、話の展開も、なにもかもが軽い・・・軽いじゃなくて軽薄。・これも『十三人の刺客」と同じで太刀回りに迫力、熱がない。動きを配置された演劇。舞台演劇の太刀回りをカメラで撮って…
悪趣味、下俗、下品、グロであり、エログロでもあり、醜悪でもあり、汚物、汚穢のようなものである。策を講じているいるようで、単純。稲垣が極悪人というのはキャスティングが上手い。ただし、最後には若干極悪の色を薄めさせているのは一応今でも人気アイ…
監督:ドイツ出身フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク・アンジェリーナ・ジョリーは最近こういったおちゃらけサスペンスばかり出てる。言って見ればアイドル女優をとにかく出演させれば人は呼べるっていうキャスティングにどっぷり甘えてる状況。…
溝口健二:監督香川京子が綺麗だなぁ。モノクロ画面でも美しさがきらめいている。なんだか松田聖子に似た感じもある?? ☆近松門左衛門作の人形浄瑠璃・歌舞伎の演目『大経師昔暦』(だいきょうじ むかしごよみ、通称「おさん茂兵衛」)を下敷きにして川口松…
・この映画、観ていると嘘っぽくなく、この本当に何もない未来の世界がやたらと生々しく、水も肉も果物も酒も何十年も拝んだことのない信じられない食物という状況が本当のことのように思えてくる。今、同じことを撮ったら子供にすら馬鹿にされそうな映画に…
・オスプレイの配備が大問題になっている今、この映画を見ると言うのも一考かもしれないな。・映画のなかではエンジンを切ってオートローテーションで不時着する場面も描かれている。・ベトナム戦争にフラッシュバックさせている映像。80年代の映画には、ア…
・出だしから暫くのシーンは『2001年宇宙の旅』の明らかなオマージュ。船内の様子も食べている宇宙食らしきものも・・・。 ・過去のエイリアンシリーズ1から4までと、時系列の整合性がない。あるように思えるが、時系列に並べてみると明らかにおかしな部分…