2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

この二つは久々に凋落ハリウッドの輝きになるか。

じゃんご〜〜〜〜・・・・楽しめそう。「ジャンゴ 繋がれざる者」繋がれざる者って・・・これ、本当に邦題にするつもり?中学生の直訳じゃんこれ。あほかい。 「ジャンゴ・アンチェインド(DjangoUnchained)」になるか、「ジャンゴ、無法者」とでもなるかだ…

『マザーウォーター』(2010)

監督 松本佳奈・「かもめ食堂」の純血種という感じだな。監督の松本佳奈は「めがね」のメイキングを撮っていたということだから、荻上直子の色彩や演出、味わいを側でしっかり吸収していたのだろう。でもひょっとしたら監督うんぬん、その技量や個性というよ…

『マザーウォーター』なかなかいい。

『プリンセス トヨトミ』

・普通の人間ドラマととらえるとまあそんなに詰まらなくも無いし。格段面白いというわけでもないが、飽きたり退屈するというほどではない。・ただし、突飛な設定で大ぶろしきを広げたのにその設定がまったく話から遊離している。結構観ていて面白いのに”大阪…

『プリンセス トヨトミ』原作はネタ程度に使われているだけ。

『イン・ザ・プール』(2005)

・監督:三木聡、の、長編映画デビュー作か・・・・・三木聡のおちょくったギャグは好きだし、笑えるから良いんだけれど『インスタント沼』が余りにつまらなかったので、もうネタ切れ、アイディアが枯れてきたか・・・なんて思ってた。で、観ていなかったこ…

『イン・ザ・プール』これは実にくだらない。でも面白い。黒く和む〜

『ニッポン無責任時代』(1962)

・植木等・・・出ている映画は初めて観たが・・・面白い。・このくったくの無さ、気楽さ、画面に暗さが全然無い。多少なりともサラリーマンの悲哀的な話も入っているのだが、全然それが重くも暗くもない。ホントにノーテンキな映画。しかしそれが異様にイイ…

『ニッポン無責任時代』この明るさ、能天気さは気持ちいいほどだ。

『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011)

・一つ一つのエピソードが心温まる前に、かなりエグイんですけれど。うっと吐きたくなるようなエグさがあるんだよねぇ。そのあとにほんわかと補正しているのだけど、エグさや嫌らしさのほうが強い。だから爽やかさ、気持ち良さ、心暖かさにはかなりほど遠い…

『阪急電車 片道15分の奇跡 』話がエグくてちょっとどうも・・・

『 優駿 ORACION 』(1988)

・監督 杉田成道、脚本 池端俊策、原作 宮本輝『優駿』・監督が『北の国から』の演出をしてたせいもあるし、役者も『北の国から』と重なってるし、北海道を舞台にしてるっていうのもあるから、なんだか『北の国から』を観ているようだ。吉岡秀隆と田中邦衛と…

『 優駿 ORACION 』ほとんど「北の国から」

「リング」(1998)

・20年以上前の映画になるんだねぇ、これも。今観てもやはり不気味さ、怖さはあるな。・ビデオテープだとか、そんなものも合ったなぁというくらい古く感じるのだけれど。ポラロイドカメラにしても、分厚いブラウン管テレビにしても、車にしても画面に出てく…

「リング」怨念というのは逃げようが無い怖さがある。

『バーバー吉野』(2003)

・荻上直子の長編デビュー作・・・初の長編でこの堂々たる作り。やはりたいしたものだ。遠慮したり縮こまったりしていない。いや最初はしていたのかもしれないが「もういいや、やっちゃえ!」的に振り切ったのか?・女の子を描くんじゃなくて、ガキンチョの…

『バーバー吉野』ガキンチョの気持ちが如実

『インシテミル』(2010)

・ほんと、「SAW」とか「CUBE」とかがヒットしてからというもの、その設定を真似た邦画が乱立するおぞましさ。しかも真似の真似という感じでどれもこれも似たようなもので、この手の映画にさして興味のわかない自分的にはどれもこれも同じ映画なんじゃないの…

『インシテミル』綾瀬はるかが奇麗な以外に価値無しの映画。

『華の乱』(1988)

・与謝野晶子、有島武郎、文学、詩、芸術、大衆運動、社会運動、民主主義、人権・・・あれやこれやを描いている・・・とはとても思えず。・吉永小百合、松田優作、緒形拳、池上季実子、松坂慶子、風間杜夫、中田喜子、その他もろもろ豪華極まる役者の顔触れ…

『華の乱』人気役者をつかった人形劇のようなものだ。

『天使の恋』(2009)

・携帯小説というのは結局中学生や高校生、大学生、若いOLなどがその主たる購読層でありその年齢は10代、20代が中心であろう。その辺りを狙った携帯小説のお話が、援助交際、セックス、レイプ、妊娠、中絶、リスカ、自殺、いじめ、と殆ど同じようなことを取…

『天使の恋』佐々木希・・・まあ奇麗だこと可愛いこと。

『あしたの私のつくり方』(2007)

・話は別になんでもなし。10代中頃の少女の不安定な心の動きを表現しようとしているのかもしれないが、なんだか話はあってないようなもの。成海璃子は演技はうまいがそういう不安定な女の子を想起させるような子ではないはつらつとした感じだし、そういう意…

『あしたの私のつくり方』成海璃子の巧さ。前田敦子の内向的雰囲気。

『西遊記』(2007)

・たしかになぁ、これじゃ西遊記のパロディーだろうに。コメディー、ギャグも笑うに笑えないし。・中国人から批判されたということだが、それも理解できる。・なんだかTVのギャグ番組のスペシャル版でも観ているような雰囲気。・これは観る価値なし。映画と…

『西遊記』観る価値なしと判断。

「ブラック・スワン』(2011)

・作品の質が極めて高い。部分的にもそうだが総合的に高水準。映画は総合芸術などと言われることもあるが、この作品はそれに値する。近年のアメリカ映画ではこういった高水準の映画は極めて稀だ。それは映画が金儲けビジネスの手段となり、映画をコントロー…

『ブラック・スワン』なるほど、これは傑作。映画として極めて高水準