2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
●以前に観た時は総括という名の悲惨な殺人場面ばかりが強く印象に残り、映画としては見切れなかった気がする。この映画も暑い夏の夜に観るような作品ではないのだが、なぜかもう一度観てみようと思った。●党という名の組織、それもちっぽけな十数人の集団な…
●いい作品だとはかねがね聞いていたが、内容の重さに気持ちが向かっていかずずっと観ないでしまっていた。なぜかこの真夏の暑い夜に見ることを選択してしまったが、ヘビーだった。真夏の夜に見るような映画ではないが、観なければいけない映画であった。●内…
●予告編が劇場で流れているときはフジテレビでこの役者の顔ぶれで、オールイタリアロケで、50周年記念作品で・・・それでサラ・ブライトマン、外交官、テロなどと耳から入ってくる情報で判断すると・・・これは地雷の確立が相当に高いだろうなと予想していた…
●クリント・イーストウッドの傑作。イイ映画を見たいと思ったときに取り出す一作。●脚本が実に素晴らしい。クリント・イーストウッドと共同脚本を書いたデヴィッド・ウェッブ・ピープルズという人は他ではそれほど際だった脚本を書いているようではない。(…
●夏だし花火の映画もいいだろう・・・これもずっと観ていなかった作品だったし。●竹内結子は天国にいる翔子役の方が全然良い。花火大会を企画する香夏子役は竹内のいつもの尖がった部分が出ていて今ひとつ好めない。瀧本のところに押しかけ花火を打ち上げる…
●映像のクオリティー、特撮のクオリティーは凄く上がっている。渋谷や京都の街が破壊されるシーンは圧巻。●ストーリーは3作の中で一番変てこかもしれないが。●仲間とキャンプに来ていてイリスに襲われ、体液を吸い尽くされミイラのようになる女性が仲間由紀…
●自衛隊のバックアップも相当なもの。戦車からミサイル砲撃の映像までいろいろと使われていてなかなか。市街地を戦車が走る映像とかはどうやって撮影したのだろう?と思ってしまうが。●ヒロインの水野美紀はちょっと古典的な顔の作り。レギオンという聖書の…
●これも10年以上前か。平成ガメラシリーズとしてなかなか良かったな。●ゴジラにしてもガメラにしても映画の怪獣ものはどうしても子供にこびるような映画になっていく。親子連れを映画館に引っ張り込もうとしてあまりに子供向けの映画にしてしまい、子供から…
●小津安二郎といえば『東京物語』(1953)、 『秋刀魚の味』(1962)の二つが代表作となるだろうが、『東京物語』の一つ前に作られた『お茶漬けの味』を鑑賞。●ジャケットの写真からしてずいぶんピシっと決めた背広と着物の夫婦が並んでお茶漬けを食べているも…
●丁度夏だし、逗子葉山の海での暴走した青春を描いた映画(小説)ということで果たしてどんなものなのかね?と思って観てみたがこれは酷い内容だった。●石原慎太郎が書いた小説が社会的にも話題、問題になり芥川賞まで取ったということは知ってはいたが、小説…
●久しぶりに鑑賞した。この映画は何度観ても心を揺さぶられる。公園でイムジン河を歌うシーン、葬式のシーン、そしてラストにラジオ局でイムジン河を歌うシーン・・・繰り返し見ても、繰り返し涙が流れてくる。イムジン河のメロディーとその歌詞が耳から入っ…
●予想を遙かに超える満足度。丁寧に炊き上げられ、ピカピカツルツルと光った上等な甘い香りの立ち上る御飯をたっぷり口いっぱいの頬ばり、しっかり噛みしめて腹一杯食べたような充足感、満足感.....今のところ今年の邦画ではNo.1、洋画ベストの『グラン・ト…
●日系アメリカ人のリサ・モリモトという女性が監督した映画ということで以前から気にはなっていた一作。●映画というよりもドキュメンタリー・フィルム●神風特攻隊の映像をこれまでほとんど観てきていないせいもあるのだろうが、この作品の中で使われている飛…
●決して嫌いという分けではないのだが時代小説というのはほとんど読まない、映画化されたものを手に取ることはあるけれど。藤沢周平は『山桜』を観て知った。『花よりもなほ』は是枝監督の素晴らしい作品だった。山本一力は実はまったく知らなかった。●改め…
●1970年2月28日劇場公開 その後門外不出であった映画が石原裕次郎の二十三回忌特別企画でTV放映されるということで、やはりこれは観ておかなければなと思った。新田次郎の『剣岳 点の記』の公開、自分としても先日『太平洋ひとりぼっち』で石原裕次郎の映画…