2009-01-01から1年間の記事一覧

『アバター』

●文句なしに面白かった。上映時間が3時間近いので(なぜか最近映画がやたらと長いのばかりが増えているが。長くても中身の無いもの、せっかく撮ったのを切るのが嫌だからだらだらと長くなっているようなものが多いと感じている)さて、途中で何度時計の針を…

『アバター』これは正真正銘映画の王道。文句なしに面白い。

『暗いところで待ち合わせ』(2006)

●田中麗奈はなかなかいい感じ。数年前は田中麗奈が出れば映画はそこそこヒットするとまで言われたくらいなのだが、ここ最近はぱっとしていない。それは作品の興行だけでなく役としてもだ。『ゲゲゲの鬼太郎』[2007]であの猫娘を演じてあの踊りをやった時点で…

『暗いところで待ち合わせ』

[邦画]『郡上一揆』(2000)

●日本の一揆の中で唯一農民が勝利したのが郡上一揆・・・らしい。●自分の懐を膨らませる為法律を変えて、税金を上げて、市民、農民から都合よく金を吸い上げようとするというのは今の日本でも、昔の日本でも全く変わらず同じだということ。昔の方が今よりも…

『郡上一揆』農民の怒りが爆発・・・してないような?

『ありがとう』(2008)

●阪神淡路大震災を取り上げた映画というのは少ない、『マグニチュード 明日への架け橋』という作品があるらしいがこちらは未見。知る限りでは二作品のみのようだ。あれだけの大災害なのだが被災者の心情に配慮して災害ものは映画を作りにくいというのがある…

『ありがとう』これは阪神大震災を主題とした映画ではない。

『革命待望』

『1968年【上】若者たちの叛乱とその背景』『1968年【下】叛乱の終焉とその遺産』 ●2008年から2009年にかけてこういった著作が続けて出版された。人の心の底で、いつもの暮らしの中で、足下にもやっとした雲がわき、ゆっくりとうねり漂い始めているのではな…

『革命待望』ほんの微かだが、革命期待の雲は湧き出している?

『NHKクローズアップ現代 反骨の映画監督 マイケル・ムーア』

TV

●人口の1%の富裕階層の為に99%が犠牲になる国、犠牲になる国家、その仕組み”資本主義” ●ブッシュは人口の上位2%の為の政治を行っていると非難したのは「大いなる陰謀」を作ったロバート・レッドフォードだ。マイケル・ムーアは1%の為だと語った。●…

『NHKクローズアップ現代 反骨の映画監督 マイケル・ムーア』

[邦画]『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

まるで期待しないでみたが、思ったよりも面白い。主役はサトエリじゃないな、佐津川愛美が完ぺきに他の売れ線役者を食ってしまっていた。だんだんと観ていったらサトエリも永作も永瀬正敏も佐津川愛美の演技、顔つき、雰囲気にすっかり飲み込まれてしまって…

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』佐津川愛美が主役を食ってしまっ

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』

●ワイヤーアクション、マーシャルアーツは今までの邦画の中ではベストかも? 吊り上げられて、空中で足をばたつかせて走るぶざまなワンパターン化した愚かしい演出をなんの疑問も持たずに繰り返す監督には「この動きおかしいとおもわないの?」とアホらしさを…

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』中身まるで無しだが。

『松ヶ根乱射事件』(2006)

●コーエン兄弟の『ファーゴ』の日本版でも考えて撮られたのではないかという造り。(最初の雪の中に人が倒れているシーンはそのオマージュだろうが)●しかし、内容は思った以上に下品というか下劣というか、エグさもたんまり。●つまらなくはないが面白くもない…

『松ヶ根乱射事件』エグイさ満載ブラックコメディー? 面白くはない

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)

●冒頭約15分はセリフ無し。だが、絵が言葉以上に物事を語っている。「これは実に映画だなぁと観ていて吸い込まれる、ほれぼれする絵だ」尺の長い作品だがこのクオリティーなら期待できそうだ・・・とわくわくする。●しかし、その期待は外れた。●ダニエル・…

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』話が端折られ、説得力に欠ける作品

『パンドラの匣』

●キャスティングは良い。いかにも昭和初期といったの雰囲気を持った女優たちは美人というのではないのだが、レトロな雰囲気を見事に顔に表している。作品の時代背景などにもマッチした見事なキャスティングと言っていいだろう。芥川賞作家川上未映子の起用は…

『パンドラの匣』なにか非常につまらなかった・・・・・・・

『生きる』(1952)

●黒澤明監督作品の中でも名作と評判が高く、志村喬がコートを着て独り寂しくブランコに乗っているシーンがあまりにも有名な作品であるが、自分はこの作品を余り好きにはなれないし、名作だという評にも部分的には納得すれど、作品トータルとして考えると、私…

『生きる』 自分はこの作品を名作とは思わない。

『沈まぬ太陽』

●数年前に製作が発表され,遂にこの作品が映画になるのか!と思っていたらしばらくして頓挫。一昨年頃再スタートと思ったらまたストップ。(このときは原作者が脚本にOkを出さないと報道されていた。真偽はわからぬが)これでは映画化は進まないのではないか…

『沈まぬ太陽』力作ではある。が、拒絶したい部分あり。

『気球クラブ、その後』(2006)

●深夜1時とか2時とかにテレビで流れている安っぽいドラマといった感じだ。なんなんだろうこの作品は。これでも映画といえるのか?こんなのを作って公開できるなんてある意味うらやましいものだ。と最近同じような感想を観た後持つものばかりが続いているけ…

『気球クラブ、その後』あまりにも安っぽい。これで映画といえるのか

『Sweet Rain 死神の精度』

●今をときめく伊坂幸太郎小説の映画化だが・・・・・いや、これまたどうしょうもない一本になっているものだ。●美人・・・というか幼い顔なのだが・・・小西真奈美に薄幸の女を演じさせたのは上手く行っている。美人なのにほんとに暗くて、幸に遠い女という…

『Sweet Rain 死神の精度』評判の悪さは本当だった・・・溜め息