2012-01-01から1年間の記事一覧

『電車男』とちゅうから早送り。

『ノーボーイズ、ノークライ』

・出だしから中盤までよく分からぬ話がずるずると続く・・・非常にかったるい、まだるっこしい。ときめきも驚きもない。蒸し暑い空気のなかでぐだりとしただ漫然と宙を見ているかのような感じだ。ときめかない、わくわくしない、面白くない、なんだこれは?…

『ノーボーイズ、ノークライ』やだね、こういう映画は。

『獄門島』(1977)

・横溝正史作品の中では最高傑作、といわれている?・この作品や配役が凄いな。話題作り、単なる役者での引きを考えたような配役ではなく、登場人物の一人々が全て演技力のある役者でずらりと揃えられている。・演技力もなにもないアイドル、人気女優、男優…

『獄門島』役者の演技がとにかく素晴らしい。やはり名作だな。

『時雨の記』(1998)

・出だしからかなり以上に短絡的、手前勝手、都合のいい話、脚本だ。20年前に一度会っただけの歳をとった男と女がこんなに簡単に、都合よくひょいひょいと学生みたいな恋愛関係になるかって。・バブル真っ盛りの前年に、小金持ちで暇を持て余し、人生と日々…

『時雨の記』二人の雰囲気は悪くないが、話が出来すぎスカスカ

『始皇帝暗殺』(1998)

監督:チェン・カイコー 主演:コン・リー・中国映画らしさがありありと浮かんでいる。重く暗く汚れてどす黒くもあるが、それもいい意味で。・映画として作品としての格、信念、心情、情熱、一本筋の通ったものがある。ただただ受けとヒットを狙ったような演…

『始皇帝暗殺』ここら辺はまだ中国映画の良さがある。

『私の頭の中の消しゴム』(2004)

・美男美女のloveストーリー。女性の方は美女というよりちょっと幼さののこる可愛い娘という感じでもある。・最初に《アルツハイマーで記憶が無くなって行く女性と、それでも彼女を愛する男性のloveストーリー》を思いついて、そこから話に頭と尾ひれを付け…

『私の頭の中の消しゴム』わざとらしいが、まあ悪くないんじゃない。

『エクスカリバー』(1981)

監督:ジョン・プアマン スタジオ:オライオン・イギリス、いやヨーロッパに於けるアーサー王伝説というのは、日本にしたらイザナミ、イザナギの国造り神話ということになるかな?・ヨーロッパの人にとってはたぶん心の原点のような話なんだろうけれど、まる…

『エクスカリバー』ファンタジーではないし日本人向きではないかも。

『八日目の蝉』(2011)

・出だしのかなりわざとらしい演出と、話を変にいじくり、入れ込みをした、演出の技巧をみせびらかせようとでもしているかのような部分に「これはダメだな」と思ったのだが・・・その後は見事。・女優の演技がみんな凄い。どの女優も女の性とか女ゆえの業と…

『八日目の蝉』サスペンスや犯罪映画じゃなく、人の心の原点回帰物語

『寒椿』(1992)

原作:宮尾登美子・全然そういうことも知らないで、いきなり南野陽子の濡れ場が出てきて「へぇ、南野陽子って脱いでたんだ。こんなピチピチの奇麗な若い女性アイドルが!」とちょっとビックリ。しかもすべすべ肌でほっそりしていて胸もペチャでもなく巨乳で…

『寒椿』女衒に売られた牡丹と南野陽子が重なる。

『動乱』(1980)

・この映画は初見だが、これは森谷司郎の作品だったのか。なるほど、この骨太、真摯、うわついたところのない映像と脚本はいかにも橋本忍らと一時代を作った人、森谷司郎の作品だ。・武骨、骨太、真っ正面からの直球勝負、小手先の小細工などしない、堂々た…

『動乱』雪いまだ降り止まず。汚れていたのは雪だろうか?

『GANTZ』(2010)&『GANTZ PERFECT ANSWER』(2011)

・昔あった「ガンヘッド」みたいな映画かな? どうせくだんないだろうな、と思って観たら、まあ、ながらで観る分にはけっこう面白かった。・話はなんとも?印いっぱいで、へんてこなんで、これはストーリーはどうでもいいって感じ。・CGIは安っぽさも満載だ…

『GANTZ』&『GANTZ PERFECT ANSWER』男女両用コスプレ映画!

『二人日和』(2005)

・藤村志保と栗塚旭の演技は上等の味がある。熟練、熟成のこの位の年齢の役者はやはり積み上げてきたものが違うなと、じっくりと演技を観賞。こういう味わいは日本の映画、演劇の中で沢山の作品に出演し、叩かれ怒鳴られ努力し鍛練し鍛え上げられて積み上げ…

『二人日和』二人の演技は見応えありだが・・・

『モンスター』(2003)

・確かに、あれだけの美形のシャーリーズ・セロンがメイクとはいえこんなおぞましいオバサン姿になって役を演じているというのは驚き。ただし、それがいわゆるネタになっていたわけであり、あのシャーリーズ・セロンが、あの美人がこんな・・・という意外性…

『モンスター』ラストがどうしょうもない。

この二つは久々に凋落ハリウッドの輝きになるか。

じゃんご〜〜〜〜・・・・楽しめそう。「ジャンゴ 繋がれざる者」繋がれざる者って・・・これ、本当に邦題にするつもり?中学生の直訳じゃんこれ。あほかい。 「ジャンゴ・アンチェインド(DjangoUnchained)」になるか、「ジャンゴ、無法者」とでもなるかだ…

『マザーウォーター』(2010)

監督 松本佳奈・「かもめ食堂」の純血種という感じだな。監督の松本佳奈は「めがね」のメイキングを撮っていたということだから、荻上直子の色彩や演出、味わいを側でしっかり吸収していたのだろう。でもひょっとしたら監督うんぬん、その技量や個性というよ…

『マザーウォーター』なかなかいい。

『プリンセス トヨトミ』

・普通の人間ドラマととらえるとまあそんなに詰まらなくも無いし。格段面白いというわけでもないが、飽きたり退屈するというほどではない。・ただし、突飛な設定で大ぶろしきを広げたのにその設定がまったく話から遊離している。結構観ていて面白いのに”大阪…

『プリンセス トヨトミ』原作はネタ程度に使われているだけ。