『GANTZ』(2010)&『GANTZ PERFECT ANSWER』(2011)

・昔あった「ガンヘッド」みたいな映画かな? どうせくだんないだろうな、と思って観たら、まあ、ながらで観る分にはけっこう面白かった。

・話はなんとも?印いっぱいで、へんてこなんで、これはストーリーはどうでもいいって感じ。

CGIは安っぽさも満載だが、千手観音の場面は「お、これはなかなかいいんじゃない」と思った。

・話自体が狂ったような脳内展開なのだが、登場人物の選び方がなかなかで、全員がそれなりに目付きや表情に人の狡さや残酷さの狂気をうかばせている感がある。西丈一郎役を演じた本郷奏多はこういう危ない役にははまっている。吉高由里子にしろ伊藤歩にしろ夏奈にしろ、ちょっとソッチのほうにいってるような感じの女優がぞろぞろでこれは映画の印象を上手く補助している。

二宮和也のなんともツルリ肌でどこに肉がついているのか分からないようなほっそり女性みたいなコスプレスーツ姿。それに対照的においたのか松山ケンイチのやぼったいけど角のない雰囲気。この辺りは女性ファンを惹き付けるには上手い配役。女性にとってはこの二人のコスプレ映画といってもいいか?

・そして男性にとってはこれまた豪華な美形ピチピチギャルのそうそうたるコスプレ披露。いやはや、スケベ心を実に巧妙単純に刺激する策略。キャスティング。

・夏奈のナイススタイルな出し惜しみヌードとシャワーは生唾ごくりの垂涎もの!大きな胸のピチピチGANTZスーツ姿は男なら誰でも目を見張るだろう。

・そしてその他にも緑友利恵もなかなか美人でこちらはほっそりピチピチ・コスプレと趣味の多様性にもしっかり対応。さらにその上にこれまた目を引く美形の水沢奈子がセーラー服でゾンビよろしく大暴れ。これは凄い。この二作の中でいちばん印象に残ったシーンだ。
http://ameblo.jp/mizusawa-nako/entry-10878936704.html

戸田恵梨香も「デスノート」のあの下着目隠し椅子縛りシーンで人気を上げたようなもんだから水沢奈子もこのシーンでもっと知名度あがって人気になればと思うんだけど、そうも簡単にはいかないか。

・と、思って彼女のブログを見てみたら、2012年3月で高校を卒業し、留学することにと・・・引退するわけじゃないみたいだけど、暫く芸能人としての活動はお休みか・・・残念。
http://ameblo.jp/mizusawa-nako/day-20120327.html

・いやはやありとあらゆる男の趣味嗜好、スケベ興味を全部掬いあげてしまいましょう。ついでに女性のそっちもいっしょにねっ!ていう魂胆がミエミエだけどなかなか凄い、そして上手い。この映画の製作陣も相当にスケベということは確実。楽しんで作ってたんじゃないのって羨ましくもなったりして。

・ということで、この映画は話なんかどうでもよしで(どうでもいいような話だし)、ずらり揃えた男女美形キャスティングのナイススタイル、コスプレ演技を見て楽しむって作品。それがこの作品の本質かも?

・いやはやほんとに、ご馳走さまでした。南無

GANTZに関してはこのページが笑える。(ちょっと画像拝借)
http://buta-neko.net/blog/archives/2011/10/gantz_pa.html