『NHKクローズアップ現代 反骨の映画監督 マイケル・ムーア』

●人口の1%の富裕階層の為に99%が犠牲になる国、犠牲になる国家、その仕組み”資本主義”


●ブッシュは人口の上位2%の為の政治を行っていると非難したのは「大いなる陰謀」を作ったロバート・レッドフォードだ。マイケル・ムーアは1%の為だと語った。

「資本主義は間違ったシステムだ。人間の命よりも企業を大事にしている」マイケル・ムーアの言葉は真実、そして痛烈。
暴走した資本主義、その暴走を一部の人間の私腹を肥やすことに向け、大多数の人間に苦しみを強いた暴走した資本主義の国アメリカ。自由の国でも夢のある国でもなく、夢を食いつぶし一部の人間だけが肥えていく国アメリカ。そしてその後を追う日本。

●日本という国の政治もシステムも、矮小なアメリカになっている。

マイケル・ムーア「もう自分一人の力ではどうにもならない、みんなの力が集まらなければならない」と静かに語る。それは革命の呼びかけに近い。

フランス革命ロシア革命、その他たくさんの歴史の中の革命は民衆がどうしょうもないところまで苦しめられ政治がどうしょうもなく腐り民衆の怒りがついに爆発したときに起き、そして腐敗した政治を人民の側から潰し新しい国を作った。今の日本にしてもアメリカにしても、もう革命が起きたっておかしくないぎりぎりのところまで来ているのではないか?  一昔前ならばきっと革命は起きていた・・・・きっと。

shame on you!!恥をしれ!アカデミー賞受賞会場でブッシュを公然と非難したマイケル・ムーア

恥を知れ!というのはこの日本の政治家に投げ掛けるべき言葉。そして自分さえよければと自民党と悪らつな政治家に投票し続けた日本人、いままでの世代。

●ブッシュを二期続けて大統領の座に座らせたアメリカという国、その国民も同時にその罪を担っている。腐敗した政治家によりすがり腐敗した政治を継続させている日本の国民も同時にその罪を担っている。