2008-01-01から1年間の記事一覧

『ハッピーフライト』

●ふと考えてみたら、今年は綾瀬はるかの出ている映画が観ていることが多い。「僕の彼女はサイボーグ」「ザ・マジックアワー」「ICHI」そして今回の「ハッピーフライト」と4作品もある。このブログを始めて3年程だが、一番最初に書いたタイトルが「雨鱒の川」…

『ハッピーフライト』登場人物全部がキャラ立ちまくり。凄い!

『カンナさん大成功です!』

●韓国映画、香港映画はあまり観ない。特にギャグ、コメディー映画はずっと観ていなかった。あまりにドギツク、えげつない笑の表現に辟易、うんざりしてしまうからだ。笑い、ギャグなのだからさらっと単純に可笑しく笑いたい・・・なのに、韓国や香港の映画で…

『カンナさん大成功です!』ホッとした感じが残る夢物語。

『アイ・アム・レジェンド』

●お気楽映画をもう一本ということで観る。いやぁやはりこの手の映画は本当にお気楽だ。日本語吹き替えならちょっとよそ見をしてもセリフは頭にはいってくるからストーリーは切れない。ながらで観るにはちょどいい。観終わって何かのこるとかそういうものでは…

『アイ・アム・レジェンド』ボブ・マーリーの曲が使われるとは驚きだ

『バイオハザード III』

●重苦しい映画を続けて観ていると、お気楽なアクション映画でも観たいと思うようになる。お気楽の条件としては尺が1時間半、日本語吹き替えがあること、あまりこねくり回したストーリーではないこと等。●「バイオ・ハザード3」はお気楽の条件にぴったりだ。…

『バイオハザード III 』美形勢揃いのお気楽映画。楽しめた。

『大統領暗殺』

●遂にようやくブッシュ政権の終わりが確定したこの時期に観ると言うのも一考。もうブッシュは引退なのだからと思えば、腹立たしさが抑えられるので落ち着いて観れるというものか。●配給会社が邦題を「ブッシュ暗殺」としたかったが、映倫に拒否されたという…

『大統領暗殺』映画としては非常に詰まらぬがこういう作品は必要

『潜水服は蝶の夢を見る』

●非常に特徴ある邦題が文学的、誌的な想像力を掻き立てた。この題だけでは映画の中身を想像することも出来ない。一体どんな作品なのだろうと思わせずにはいられない。いかにもおフランス的な題であり、きっと中身も文芸作品のようなものかな?と思っていたの…

『潜水服は蝶の夢を見る』主人公の諧謔化は間違いである。

『レッドクリフ Part I』

●戦闘シーンに迫力がまったく感じられないのはなぜだ? 人の頭数だけは多いのだが、何十万人もの兵が争っているというイメージが全く伝わってこない。 不思議なほど。 黒澤映画で素晴らしく迫力ある戦のシーンを沢山観たからだろうか? それにしても戦が小振…

『レッドクリフ Part �』戦いのシーンにまるで迫力がない。

『涙そうそう』

●ベタという言葉を繰り返すのもあまりにベタであろうが、いやはや本当にベタベタなストーリー。あちこちでよく見たような話をベタベタと貼り付けて2時間の映画にしたかのような印象。台風がやってきて木が折れてアパートのガラスを打ち破ってなんて・・・も…

『涙そうそう』まああまり語る気になれない映画もあるものだ。

『まぼろしの邪馬台国』

●今年公開の映画の中には興味はあるけれどこれはわざわざ時間を割いて劇場で観なくても良いだろう。ビデオグラム化されてから観ればいいやと思えるものが何作かあった。石原さとみ主演「フライイング・ラビッツ」、新垣結衣「フレフレ少女」。両方ともキャス…

『まぼろしの邪馬台国』これは人物伝であり歴史ロマンである。

『守護神』

●単純明快であること。小難しいことを語らず、一本の真理を貫いていること。家族愛、夫婦愛、兄弟愛、師弟愛・・・愛を謳っていること。妙にあざとらしくストーリーを捻くっていないこと。素直に感情移入出来る素直なキャラクター。あーだーこーだー言わずと…

『守護神』こういう映画こそ、本来のハリウッド的娯楽作の王道。

『大いなる休暇』

●原題は”LA GRANDE SEDUCTION/SEDUCING DOCTOR LEWIS” 邦題の”休暇”ではなく”誘惑、そそのかし”などの意。確かに作品内容は”休暇”ではない、全く違う。”嘘、そそのかし”である。 仏語の"LA GRANDE" 英語の”THE GRAND"には大きなとか雄大、壮大なという意もあ…

『大いなる休暇』 ごく普通の話しだが、それが今は少ないのだろう。

『ICHI』

●綾瀬はるかの今回のICHI役は今までの彼女の芸暦の中で一番いい演技、いい役だろう。深みだとか味わいとかそういうもっと奥のところまでは達していないが、なかなかいい演技をしている。これまでとは全く別、異質のキャラクターだから却って良かったのかもし…

『 ICHI 』 割と観れるが、これは座頭市映画とはまるで別物。

『世界最速のインディアン』

●インディアンというバイクで世界最速に挑む老人の物語、というよりも、デヴィッド・リンチの「ストレイト・ストーリー」に似たロード・ムービーのほうが色合いが強い。後半はバイクレースに物語の主軸は移るが、そこに辿り着くまでは殆ど、一人の老人のアメ…

『世界最速のインディアン』もっと熱が欲しい・・・

『focus』(1996)

●カメラマンが手持ちカメラで撮影している映像を覗き見ているような映画。監督の目はカメラの後ろの映画を見る観客の位置にある。映画を観ている者はカメラのレンズを通して実際にその場にいるかのような気分になる。ストーリーはは常にカメラの目線で進行す…

『focus』世界に先んじた作品だったのだが・・・

『風花 kaza-hana』(2000)

●相米慎二監督が2001年に他界してもう7年、今にして故人の遺作となった映画を観る。●実際の劇場公開が2001年ということだから、最後のこの作品が公開されて、一つの仕事が終わった頃に亡くなったということになる。映画監督の最後ってそんな感じが…

『風花 kaza-hana』淡く、柔らかく、静かな作品