脚本が見事なほどいい加減、デタラメ、話と展開をまったく詰めていない。子供向けの漫画だってもう少し話を煮詰め、ちゃんと筋が通るようにするだろう。開始して30分もせず、オイオイなんだこれはとがっかり。
かなり期待して、見終わってスカッと気持ちよくなって、劇場を出て空を見上げて「ああ、いい映画だったな」なんて思える、いかにもハリウッド的なエンターテインメント作品を期待して観に行ったのだけど。思いっきり外した。
まあ、粗探しをしてもしょうがないのだが、粗というほどのモノでもないとんでもなさと、探すまでもなくオイオイそれはないだろう。。。まともに考えてこの場面作ってるのかよというのが最初から最後まで・・・もうこのスーパーマンを過大に評価してるのってどういう輩? 宣伝担当から小金もらって良いレビューかいてくれよって買収されてる連中なんじゃないの? そこまで思うグダグダさ。
これはアメコミ映画なんだから、アメコミの漫画ティストを入れてるんだからこれでいいのさ・・・なんて言えんだろう。
◎あの火を吹く怪獣が街中にあらわれて暴れてるってのに、キャーキャー叫ぶだけで、逃げもせずスマホで怪獣を見上げて撮影してるって・・・馬鹿じゃね? アングリ口が開いてなんじゃこりゃ〜と呆然。こんな場面によく監督はNOと言わなかったもんだよ。
◎怪獣がスーパーマンを踏み潰した後、地面をくぐってスーパーマンが飛び出すシーン。それを見ていた少女がやったーと両手を上げるしーん。・・・おいおい、この娘、怪獣が直ぐ側に居るのに逃げないでそこでみてたの? よく怖くなかったね。よく怪我一つなく見学してられましたね。きみ、すごくない? と溜め息。
◎氷で覆われたスーパーマンの「孤独の要塞」 ルーサーたちがいとも簡単に侵入してるのに対してスーパーマンが「どうしてだ、あの要塞は私のDNAがなければはいれないはずだ」とマジな顔して語って、その後ルーサーが「お前の髪の毛一本からでもクローンは作れるんだ」とドヤ顔で言ってるんだけど、オイオイ、そんなの半世紀も前のSF映画で使われてたような超古臭くて手垢がびっしりこびりついたような種明かしだろう。今の子供だってそんな話ドヤ顔で言われたらばっかじゃネのこの人って思うだろうよ。この脚本書いた奴、超低レベルなんじゃないの。
ルーサーが画面をみながらスーパーマンを攻撃するんだが、まるでゲームのコマンドを打ち込んでるみたいに方向をA−2だ、H-3だと叫んでる。スーパーマンの動きを分析して予測してるんだとか言ってたが、子供受けを狙ってゲームで敵を攻撃する雰囲気を真似た、その方がゲーマーに受ける、受け入れやすいだろうと短絡的に考えたのだろう。
ちゃらい、ちゃらすぎて、冷や汗が出る脚本と演出だ。
エンジニアって体を武器に変えちゃうくらいすごい能力あるのに、なんでルーサーに服従してる? アメコミ原作になにか元ネタあるのか。そんなもん知らん人からしたら、エンジニアってこんなすごい能力持ってるくせになにやってんの? 変だろう。としか思えんのだな。
メタモルフォは分子配列を変えてありとあらゆるものを作れる。クリプトナイトも作ってしまったし、ラスト近くでは太陽と同じものまで作り出した。。。てのに、なんで自分で閉じ込められたガラスの檻をぶっ壊して息子をたすけないわけ? そんなすごい能力あったら出来るだろうに。
この辺も観ていて、話が通らないし、デタラメつじつま合わせのストーリーと設定に「ああ、この映画、脚本も演出も監督も、デタラメだな、話を突き詰めてない、いい加減に作ってるな」とわかってしまう。
スーパードッグのクリプトは面白いし、主役のスーパーマンを食ってしまってたが、そのクリプトに噛みつかれ、引っ張り回され、投げ飛ばされ、ぶっ飛ばされたのに、ヘロっとした顔でなんの怪我もなく普通に大丈夫なルーサーって、あんたもミューターント化手術でも受けたんかい。なんだよ、その丈夫さは。wwwwと失笑、爆笑
まだまだいっぱいオイオイというところはあったが、このくらいにしとくか。
結果、このスーパーマンは超いい加減脚本の、超デタラメ映画であって、評価に値しないと思ったね。(;´д`)トホホ…



















