『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

・最初から、なにか難病を抱えて入院している川口春奈(宮田夕紀)が血色よくて、ピンピンバリバリに元気良さそうなのを見て、ああ、予想通りこの程度の作品だな、と始まってすぐに作品の中味が見通せるというか、馬脚をもろに表しているというか・・・。ほんの少し観ただけで映画の中味と程度と真剣度がバレバレにわかってしまう。

・最初から斜めに映画を観てもしかたないのだが、結局そういう視線で流し見したという感じかな。

・『うた魂』という秀作を撮った監督だから最後までみたらどうにかなるかなと少しは期待したが、いやはや。脚本がもうどうしょうもなさすぎだし、こになんら演技も演出も乗っかっていない。これはもうやっつけでパパパと撮って切って繋いで時間を合わせた、やっつけ仕事のやっつけ映画でしょう。そ

前田敦子を映画主役にして・・・という目的以外には、なにもないのではないか? AKBのファンなら絶対に観るだろうし、話題になることは間違いないから、安上がりに簡単に撮って、あとは作品の中味何かどうでもいいやつらを呼んで金もうけできればそれでいいのさ、という以外には、なにもない映画としか言えまい。

・いやはや、ほんと酷いね。