『誰かが私にキスをした』(2010)

堀北真希・・・撮影当時20歳・・・とは思えない可愛らしさ。この頃は女じゃなくて少女だな。なんだか高校一年生くらいに見える。しっかしお人形さんにような可愛らしさだ。

松山ケンイチ・・・撮影当時23歳・・・とわ思えないくらい若くて幼さが残っている顔。少年がちょっと大きくなったって感じだろうか。

・なんだか観ていて気恥ずかしくなるようなテ韓国のレビドラマのようであり、かなり昔夏休みとかに公開していた中味の全く無いアイドル映画のようでもあり、話しも台詞も絵も映像も・・・なんかズレまくっている映画。

・大方、プロデューサーなんかが人気の堀北真紀をキャスティングすればそこそこの動員と興収は見込めるし、それをアメリカの監督に撮らせれば巧く行けば海外公開の足掛かりにもなるし、まんまと北米公開でも決まればリクープは大丈夫だろう、さらには低迷する邦画のアメリカ輸出で、韓国や中国映画のようにハリウッドで儲けることが出来るだろう、浅はかな皮算用をして製作をスタートさせたのだろう。しかし、出来上がった映画はあまりにも冷や汗ものの出来で、これでは海外公開どころか日本でも大コケ確実だと真っ青になりいつまでたっても公開ができなかったんじゃなかろうか。

・文句無しに可愛い堀北真紀を観ることが出来る以外は、映画として全く精彩のないダメダメ勘違いのどうしょうもなさのお手本のような映画。