『三銃士』

・1973年製作のリチャード・レスター監督『三銃士』は大傑作。とにかく痛快で、気持ち良くて、映画を見終わって晴れ晴れとした気持ちになる、娯楽映画のお手本のような素晴らしい作品。初めてTVの洋画劇場で観たときは小さいながら、感動して、嬉しくなった。

・20年経って再度作られた『三銃士』1993年版も、それなりに楽しいし、なかなかイイ感じだ。キャスティングが成功してるな。キーファー・サザーランドチャーリー・シーンらの一癖あって真面目な役もおふざけな役もこなせる役者が役にぴったりしている。

・久しく1973年版の『三銃士』は観ていないから、今観たらどう思う変わらないが、その昔に見た時はこの1993版よりももっと調子よく騒ぎまくって、痛快で気持ち良かった気がするな。

・この1993年版も悪くは無い。ちょっと話に深みが出ていないが、そこそこの面白さになっている。

・なんだか1973年版を久しぶりに観たくなったな。