『インスタント沼』

●もうここまで詰まらないと溜め息も出なくなる感じ。それでもハーっと溜め息をつき続けるしかないか。

●話なんてなにもない、かといって面白いわけでもない。気の利いたジョークが時々入れば少しは笑えるかもしれないが、今回は逆にシラケてしまうものばかり。

●劇場映画に入ってきた三木聡は『亀は意外と速く泳ぐ』がまあまあよかったが、その後の同じノリで作られる映画はどれもこれも大振り、空振り、大三振のオンパレード・・・。

●そしてこの『インスタント沼』。もう何も考えないでただ2時間という時間をうめることを必死で頑張って引き伸ばして作った映画なんじゃないのと思えてしまう。

●これは酷い。あまりに酷い。物語にもコメディーにもジョークにも、映画にもなんにもなっていない。ただ適当に撮って繋いだだけのゴミ映像、ゴミ映画としか言い様がない。

●苦痛だったがなんとか2時間最後まで観た。疲れた。あとはゴミ箱にポイして忘れてしまうだけだ。

●ここまで酷いと、脱力系でも、ゆるゆる系でも、癒し系でもなんでもない。ただの愚作としか言い様がない。

●アイディアも、ジョークも何もかも枯れ枯れ、しょぼすぎてもう・・・。

●深い深い溜め息

インスタント沼 公式サイト:http://instant-numa.jp/