『純喫茶 磯辺』(2008)

仲里依紗はプクっとしていてそんな美人でもなく、まあよくあるフツーの女の子だが顔に圧力、というは押してくる迫力がある。

麻生久美子はさすがにもう歳で(2008年だと三十路?)ミニスカコスプレで足を出されてもちょっとなぁ?? とという感じである。優等生的な麻生がバカ女、アホ女役ヤリマン女というのはこれも役が合っていない。もっといい役が来れば正統な演技力もあるしもっといい演技をしてくれると思うのだが…なんだかぴったりした作に余り出演していない感じがする。

●これも、癒し系、脱力系、ほのぼの系ってキーで製作されたのだろうか? その辺りで当たりを引こうとしたのだろうか? 

●特に誰も人間が掘り下げられてないし、こんなお話ありますよって感じでさらりとひらひらとうすーいストーリーを2時間近く流しているといった感じの映画。

●純喫茶って、今でもそんな名前付けた喫茶店あるんだろうか? 田舎に行けばまだ残ってるか? ようするに商店街の休憩所というか寄り合い所みたいなものなんだろうけど。

●特に何も感じないし、思わないなぁ、これだと。詰まらなくもないが、久々に箸にも棒にも引っ掛からないような映画と言えるだろう。