『アメイジング・スパイダーマン』

・1,2,3まで終わってシリーズ終了と思ったら、さすがハリウッド、ドル箱タイトルをそう簡単に終わらせるわけがないか。しかし、新たな展開を見せるのかとおもいきや、前作のストーリーの焼き直しをやるとは・・・自分たちの発想の枯渇をいかにも証明しているようなもの。

・以前のストーリーを焼き直してちょっと手を加えて父との関係やピーターの内面、恋人との関係などを深く描いているが、それにしても基本は焼き直し。サム・ライミのシリーズを観た後ではこれといった驚きはなく、また、ハッとするような意外性やどんでん返しもない。だって、基本のストーリーをもう知ってしまっているんだから。

・ピーターの恋人役でありヒロインの女性グウェン・ステイシー(エマ・ストーン)は、MJ(キルスティン・ダンスト)よりイイ。キルスティン・ダンストはちょっとヒロインんとしては芋っぽかった。やはりヒロインは手が出せない位の、いやそこまでいかなくても普通に誰もが美人と思うような顔立ちとか可愛い女性というのが鉄則であろう。