『ボラット』
●しかしまぁ、こんなのを配給しなくても・・・・エグイ映画である。
●全世界24カ国でNO.1になった作品ということだが、いやはや・・・・ホント?
●他の国ではまあ作れなかったであろうというくらい、現代アメリカを痛烈に批判している。その批判の仕方がまじめではなく、極めてブラック。それどころかそこまでやったら宗教問題、人種問題にまで発展するでしょうというくらいモロにえげつなく、強烈にダイレクトにヤバイことをバシバシ喋っている。ちょっとほんとヤバイのでは?と思うような内容だからこそ・・・・受けたのだろうね。
●だけど、もう溜息が出るくらいどうしょうもない内容なので・・・途中で毒に当ったように気分が悪くなってきた。
●公開劇場も少なかったし、まあ本国から「世界中でヒットしてるんだから、日本でも興行して金を儲けろよ、製作費も限りなく少ないんだから、当れば大儲けできるんだ」などと指示があって日本での公開になったのだろうと想像するが・・・・・こう言った作品は一部のサブカル的な志向を持っている人にしか受けないよね。ましてや劇場でお金を払ってまで見る、大スクリーンで見る価値はない。
●もっと口コミを広げて、DVDやレンタルで回すべき作品であろう。