『マン・オブ・スティール』
・歴代スーパーマン史上、最大の愚策、駄作、珍作、勘違いとんでも作。
・あいも変わらずノーランらしい話のぶっ飛び(非常に悪い意味で)方。漁船から始まってレストランで働いてたら次はいきなり極地でお仕事。ばかじゃないのといいたくなるこの筋の作り方。バッドマンとまるで同じ。ノーランって(まあ、監督ではないが)頭がオカシイんじゃないのかと思うのだけどねぇ。
むちゃくちゃ強引、手前勝手、自己都合のつじつま合わせ、屁理屈こね回しの整合性づくりは啞然とするほど恐れ入る。それだけ考え抜くならその力を他のことに使えばいいだろうなんて思ってしまう。
お目々ビームもお笑いもの。そんなのあるならいくらでもあちこち切り刻めるだろうに。逃げない人間もオカシイし、もうとんでもご都合主義のてんこ盛りのような映画、脚本、ストーリー、演出・・・愚の骨頂。
同じくデタラメの極みである「プロメテウス」とくらべて映像美という点では数段落ちる。
メカのデザインはどうも押井守の攻殻機動隊からとってるんだろうと思うようなものばかり。あのデザインはハリウッドの連中では出てこないだろう。
それにしてもハリウッドのやることはこういう粗製続編の乱発しかないのか。