『大日本人』(2007)

●なるほど、こういう作品だったのか・・・・。

CGIはイイ感じだ、東京の街中で暴れる怪物?の大きさ、ビルや高速道路との比率、そのスケール感はなかなか以上。非常に自然。周りの造形物とのしっかりとした縮尺対比計算、アオリやアップもしっかりとスケール感を出すように計算されている。こういう技術でウルトラシリーズ平成ガメラシリーズが作られていたら凄い映画になっていたかもしれない。

●怪物が実に自然に、そして見事に街に馴染んでいて、大したものだ。

●それにしてもエヴァンゲリオンのイメージを借用していると明らかに分かる映像だ、怪獣にしてもカメラのアングル、構図にしても、エヴァンゲリオンを実写にして、松本の訳の分からない話を付け足して、笑えないギャグを混ぜ合わせたような映画か。

●UAは変なユニット組んだり、こんな映画に出たりと、アーティスト、ボーカルというより変なことばかりしている気がするなぁ。

●これが海外の映画祭に出品されたのか・・・別にもうどうでもいいことだが、こっちには関係ないことだが、なんだか、無性に日本人として恥ずかしい。

●今更、酷いだ、最悪だ、観るに堪えない、なんて言ってもしょうもない、もう過去のものだし、もうどうでもいい映画だろう、と、思いつつも、本当にしょうも無い映画だ。こんなのは映画でもなんでもない・・・って、そんなことあたりまえだから言う必要もないってか?

●何の為に何を考えてこんなの作ったんだろう。もうそれもどうでもいいことか。

●HDの無駄なので録画は即刻消去。