洋画

『ジャスティス リーグ (ザック スナイダー カット)』ラストが蛇足

2017年の劇場公開版からもう5年か。 4時間OVERの超長尺だけど楽しめたね。 それにしても劇場公開版とここまで違うとはなぁ。 撮影時にどれだけテイク重ねてたんだろ。撮影シーンを組み合わせたら5本位別バージョン出来るんじゃないのかね。それも全く別スト…

『007 ノータイム・トゥー・ダイ』どんどんちゃちいSFになってる。

スペクターのプロフェルドが監獄の中から眼球に仕組んだ装置で世界中のスペクターと交信し指示を出していたって。ありえん設定だ。サフィンが作ったウィルスが特定のDNAだけ攻撃するナノロボットだ。ありえん設定だ。遥か未来を描いたSF映画ならそうい…

『007スペクター』面白いが相変わらずのテキトー脚本。

ダニエル・クレイグの007は『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』までは良かったが『スカイフォール』で、余りにご都合主義の脚本に呆れてしまいもういいや、という気持ちになって次を観ようという気持ちが萎えていた。それでもまあ、シリーズ物というの…

『トップガン マーヴェリック』これぞハリウッド、映画の王道を魅せしめる本物の一作

堂々たる映画の王道を突き進む、これぞ映画、これぞ本物のハリウッド、紛い物のない純粋無垢、これこそ正真正銘の映画だ!と自ら胸を張って観客に魅せつけてくるような、そんな映画だった。素晴らしい。とにかく、この映画に関わっているスタッフとその技術…

『ワンダーウーマン1984』

『スターウォーズ9 / スカイウォーカーの夜明け』環は完結した。Circle is completed 収まるべき鞘に間違いなく正しく収まってくれた。

20世紀フォックスを買収し、ルーカスフィルムを傘下に治めたディズニーが、抜いてしまったスターウォーズという剣、ディズニーにはその剣は扱えなかった。 スターウォーズを映画の1つの素材としてしか考えていなかったディズニーにはスターウォーズを愛す…

『JOKER ジョーカー』スタイリッシュに描かれる狂気。しかしジョーカーは極悪ではない。描いた狂気はジョーカーではなかった。

・バットマンにおけるジョーカーは極悪非道、悪の権化、とにかく頭の中から爪先まで悪の塊・・・ずっとそんな風に描かれてきた。 そしてこの映画も言ってみればそういう極悪非道を全面に押し出した映画であろうと想像していた。 しかし、それは全くの予想外…

『スターウォーズ/最期のジェダイ』

☆☆ネタバレあり☆☆ ・待ちに待ったスターウォーズ EP8の公開! 事前の情報、予告編などから想像していたことはすべていい意味でひっくり返され、期待にそぐわぬ素晴らしい作品に2時間33分スターウォーズの世界にどっぷり浸かって、物語を堪能! 目の前のスク…

いよいよ今週末公開『スターウォーズ/最後のジェダイ』

久しぶりだ、本当に久しぶりだ、これほどまでに公開が待ちどうしい、一体どうなるんだ、どんな展開になるんだと期待と不安に、こんなにもワクワクドキドキする映画は何年に一本だろう。今までのシリーズを通しで観てきたSWファンとしても、今回の『スター…

『ジャスティス・リーグ』

・『ワンダーウーマン』がなかなか以上に良かったので、DCのヒーローシリーズであるこの『ジャスティス・リーグ』にはかなり期待していた・・・のだが・・・まあ、そこそこに面白いけれど、ちょっと期待しすぎたな。この手の映画に一番に期待する「やった…

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』

・第一作に続き、この第二作ももうどうしょうもない。・「ワンダーウーマン」がなかなかに良かったので、シリーズ的に前作に当たるが未だ観ていなかった「バットマンVSスーパーマン」を観てみたのだが・・・。・やっぱり暗くてなんかやだね。キッパリその一…

『ワンダーウーマン』

●どうにも「スーパーガール」とか「キャット・ウーマン」とか女性主人公のアメコミ映画はなんかいまひとつという印象があって、アメリカで大大ヒットということだが、ホント? どうなるかな? とちょっと疑いの目を向けつつ観た。しかし予想を超える面白さで…

『デッドプール』

憎しみあり、復讐あり、派手なアクション、ラブストーリーあり、そして最後は万事上手く行ってきれいな彼女とハッピーエンド・・・っていう映画。つまりこれは定番中の定番の流れでありプロット。スパイダーマンと同じ。てことで、スパイダーマンのストーリ…

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

注)ネタバレあり・正直、ローグ・ワンには全く期待していなかった。最初のトレーラーが公開された時、主役であるジン・アーノの顔つきがなんともパッとせず、なんだか暗くて主役を務めるヒロインとしての華やかさや輝きがまったく感じられないというのが最…

スターウォーズ「ローグ・ワン」プロモーション映像

・フィリピンで流れている映像とのことだが・・・感動した! 繰り返し見ているけど身震いするほど素晴らしい。・何度か見ているとその作りの巧さ、演出の巧みさに驚く。・最初の映像からすっかりストーム・トゥルーパーのヘルメットを被っているのは少年だと…

『オデッセイ』

・マット・ディモンの一人芝居映画という感じ。・なるべく予算をかけないで、だけど安っぽく見せないで・・・そんな感じで作られた映画か。なにせ火星の砂漠を模した場所で、で大した移動もなく同じ所で撮っていればいいんだから

『ハドソン川の奇跡』

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

(注)内容について詳しい記述あり。・観賞の後の興奮や感動がまだ冷めやらない! 思い出す度に気持ちが高ぶり興奮が蘇る。・大スクリーンに映しだされる撃ち落とされ破壊され砂漠に埋もれている戦艦。画面が流れていくと・・・スターデストロイヤーではない…

『アメリカン スナイパー』

・秀作、傑作を毎年立て続けに出し続ける監督、クリント・イーストウッドの新作ということで公開前からかなり話題になっていたし、数多の批評家や芸能人、文化人(似非も含めて)が「素晴らしい作品だ」「最高傑作だ!」「これほど胸を打つ作品に出会えると…

『インターステラ−』

・2時間49分 映画を映像をじわりと噛みしめるように堪能した! 素晴らしい! 久しぶりに《映画》を《観た》〚満足感〛〚充足感〛に浸れた一作。2014年ナンバーワン映画は『インターステラ−』にほぼ決まりだ。 ・兎にも角にも話が面白い。難しいとも言…

『GODZILLA ゴジラ(2014)』

・これじゃムトーさんが主役じゃないの?・ゴジラが全然怖くない。おそろしさもない。凶悪でも凶暴でもない・・・おっきな猫か? ゴジラの意思が全然感じられない。・脚本は正直言って低レベル。あれこれお話を継ぎ合わせただけで、一本の物語として完成して…

『サブウェイ・パニック』(1974)

ラスト・シーンは傑作中の傑作。

『マン・オブ・スティール』

・歴代スーパーマン史上、最大の愚策、駄作、珍作、勘違いとんでも作。・あいも変わらずノーランらしい話のぶっ飛び(非常に悪い意味で)方。漁船から始まってレストランで働いてたら次はいきなり極地でお仕事。ばかじゃないのといいたくなるこの筋の作り方…

『パシフィック・リム』

菊地凛子との舞闘場面は立派。なめてないね映像を。菊地凛子はバベルで歳に似合わない陰毛露出の女子高生役とかやって、なんだこりゃ状態だったのだが、この作品でようやく身の丈にあった役を得たという感じだろうか。菊地 凛子初のまともな役ともいえる。暗…

『バイオハザードV リトリビューション』

シエンナ・ギロリー

「遊星からの物体X ファースト・コンタクト」(2011)

・まるで期待していなかったが、時間も短いし、さらりと見てフフフンとそれなりに楽しめたが、気持ち悪さもだいぶあり、SFというよりスプラッター・ホラーというような感じ。・得体の知れないエイリアンを発見して、生体反応も確認せず放置するとか、切り…

『終戦のエンペラー』

・作中のセリフにもあったが、天皇を扱うというのはなんにせよ“センシティブ”な部分を孕む。日本においては否応なく、外国からしても若干の差はあれど同じだ。アラーを映画でも文章でも外国人が描くとこれまで様々な問題が起きてきた。イスラム教徒にとって…

『アメイジング・スパイダーマン』

・1,2,3まで終わってシリーズ終了と思ったら、さすがハリウッド、ドル箱タイトルをそう簡単に終わらせるわけがないか。しかし、新たな展開を見せるのかとおもいきや、前作のストーリーの焼き直しをやるとは・・・自分たちの発想の枯渇をいかにも証明し…

『メン・イン・ブラック3』

『ジャンゴ 繋がれざる者』

・唸るほど巧みだ。映画を観ながらフーっと溜息を付いてしまう。それは感嘆の溜息だ。カメラ、アングル、カット、編集、そしてそこに見事に融合させられた音楽。ハ〜っと溜息をなんどもしてしまうほど、巧い。・ディカプリオの悪役ぶりが様になっている。そ…