『すずめの戸締まり』最後の戸締まり、終映。再度観て感動がより大きくなった。

2022年11月11日に公開された「すずめの戸締まり」が、半年に及ぶロングラン上映を経て、2023年5月12日~27日の期間に「最後の戸締まり上映」と銘打った特別上映が行われるという。そして27日が終映。 もう一度観てみたいと思った。 一回目は予備知識なしで観…

『すずめの戸締まり』10年経って、今だから伝えられる鎮魂の思い。

全くこういう映画と想像していなかった。新海誠監督とはいえ、なんとはなしに「天気の子」から続くような最近のパターン化した女子高生のチャラチャラ恋愛系アニメだろうと思っていた。 だからあまり観ようという気も起きなかった。 中学生が観に行ったよと…

『ジャスティス リーグ (ザック スナイダー カット)』ラストが蛇足

2017年の劇場公開版からもう5年か。 4時間OVERの超長尺だけど楽しめたね。 それにしても劇場公開版とここまで違うとはなぁ。 撮影時にどれだけテイク重ねてたんだろ。撮影シーンを組み合わせたら5本位別バージョン出来るんじゃないのかね。それも全く別スト…

『007 ノータイム・トゥー・ダイ』どんどんちゃちいSFになってる。

スペクターのプロフェルドが監獄の中から眼球に仕組んだ装置で世界中のスペクターと交信し指示を出していたって。ありえん設定だ。サフィンが作ったウィルスが特定のDNAだけ攻撃するナノロボットだ。ありえん設定だ。遥か未来を描いたSF映画ならそうい…

『007スペクター』面白いが相変わらずのテキトー脚本。

ダニエル・クレイグの007は『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』までは良かったが『スカイフォール』で、余りにご都合主義の脚本に呆れてしまいもういいや、という気持ちになって次を観ようという気持ちが萎えていた。それでもまあ、シリーズ物というの…

映像の世紀バタフライ・エフェクト「ヒトラーvsチャップリン」

新しい映像の世紀 新シリーズであるバタフライ・エフェクト。なぜか映画をかなり取り上げている。昨日の番組ではヒトラーとチャップリンが題材となり、チャップリンの名作「独裁者」を元にして番組が構成されていた。ロシアがウクライナに軍事進行している今…

『トップガン マーヴェリック』これぞハリウッド、映画の王道を魅せしめる本物の一作

堂々たる映画の王道を突き進む、これぞ映画、これぞ本物のハリウッド、紛い物のない純粋無垢、これこそ正真正銘の映画だ!と自ら胸を張って観客に魅せつけてくるような、そんな映画だった。素晴らしい。とにかく、この映画に関わっているスタッフとその技術…

『シン・ウルトラマン』粗粗だけど、面白かった。驚きいっぱいの脚本に◎

どうかなぁ・・・と訝りながら観たが、面白かったね。 ウルトラマンという作品の素性もあるが、今までの庵野作品とちがって、絶望だとか破滅だとかなんかそういう系ではなく、夢や希望、温かさのある話になっていたのが嬉しい。 ウルトラマンが自己を犠牲に…

『ぐらんぶる』ほんとに中身ゼロ、でも嫌いではないなぁこれ。

夏の海、夏の浜辺、夏の砂の感じ、そういったものが画面から感じられるな。 撮影場所の空気が良かったんだろう。 もうまったく中身のない映画。ラストも「なにこれ? なんでこれで終わるの?」という感じ。でも、画面のなかで不安とか悩みとか(はあるか)そ…

『ノースライト』愛が満ちて染み込んでいる作品

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『ワンダーウーマン1984』

『アクアマン』

2020/2/8

『スターウォーズ9 / スカイウォーカーの夜明け』環は完結した。Circle is completed 収まるべき鞘に間違いなく正しく収まってくれた。

20世紀フォックスを買収し、ルーカスフィルムを傘下に治めたディズニーが、抜いてしまったスターウォーズという剣、ディズニーにはその剣は扱えなかった。 スターウォーズを映画の1つの素材としてしか考えていなかったディズニーにはスターウォーズを愛す…

『JOKER ジョーカー』スタイリッシュに描かれる狂気。しかしジョーカーは極悪ではない。描いた狂気はジョーカーではなかった。

・バットマンにおけるジョーカーは極悪非道、悪の権化、とにかく頭の中から爪先まで悪の塊・・・ずっとそんな風に描かれてきた。 そしてこの映画も言ってみればそういう極悪非道を全面に押し出した映画であろうと想像していた。 しかし、それは全くの予想外…

『スターウォーズ/最期のジェダイ』

☆☆ネタバレあり☆☆ ・待ちに待ったスターウォーズ EP8の公開! 事前の情報、予告編などから想像していたことはすべていい意味でひっくり返され、期待にそぐわぬ素晴らしい作品に2時間33分スターウォーズの世界にどっぷり浸かって、物語を堪能! 目の前のスク…

いよいよ今週末公開『スターウォーズ/最後のジェダイ』

久しぶりだ、本当に久しぶりだ、これほどまでに公開が待ちどうしい、一体どうなるんだ、どんな展開になるんだと期待と不安に、こんなにもワクワクドキドキする映画は何年に一本だろう。今までのシリーズを通しで観てきたSWファンとしても、今回の『スター…

『リトル・フォレスト 冬・春』

『リトル・フォレスト 夏・秋』

『ジャスティス・リーグ』

・『ワンダーウーマン』がなかなか以上に良かったので、DCのヒーローシリーズであるこの『ジャスティス・リーグ』にはかなり期待していた・・・のだが・・・まあ、そこそこに面白いけれど、ちょっと期待しすぎたな。この手の映画に一番に期待する「やった…

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』

・第一作に続き、この第二作ももうどうしょうもない。・「ワンダーウーマン」がなかなかに良かったので、シリーズ的に前作に当たるが未だ観ていなかった「バットマンVSスーパーマン」を観てみたのだが・・・。・やっぱり暗くてなんかやだね。キッパリその一…

『ワンダーウーマン』

●どうにも「スーパーガール」とか「キャット・ウーマン」とか女性主人公のアメコミ映画はなんかいまひとつという印象があって、アメリカで大大ヒットということだが、ホント? どうなるかな? とちょっと疑いの目を向けつつ観た。しかし予想を超える面白さで…

『ワンダーウーマン』かなりカッコイイ!!予想以上に楽しめた!良作

『スワロウテイル』

『エヴェレスト 神々の山嶺』

『リップヴァンウィンクルの花嫁』

脚本を元にして映画を撮るときに監督の頭の中には、ある程度「この映画はこういう観客に観せたい、こういう客層に観てもらいたい、こういうタイプのこういう人に訴えかけたい」という観客設定というものが少なからず頭のなかにあるだろう。そのことを考えれ…

『64(ロクヨン)前・後編』

久松真一 アカデミー賞優秀脚本賞犯人の娘の心を砕いた。。。が痛々しい。高い完成度で唸らせたNHKドラマの『64』からどうやって逃げるか。いや、それを越えようと務めた、だが超える術が見いだせなかった、だから逃げた、完成度の高いドラマ版をそのまま…

『デッドプール』

憎しみあり、復讐あり、派手なアクション、ラブストーリーあり、そして最後は万事上手く行ってきれいな彼女とハッピーエンド・・・っていう映画。つまりこれは定番中の定番の流れでありプロット。スパイダーマンと同じ。てことで、スパイダーマンのストーリ…

『トリプルX:再起動』

ビンディーゼルが抜けた後のキャスティングはミスだなこれ。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

注)ネタバレあり・正直、ローグ・ワンには全く期待していなかった。最初のトレーラーが公開された時、主役であるジン・アーノの顔つきがなんともパッとせず、なんだか暗くて主役を務めるヒロインとしての華やかさや輝きがまったく感じられないというのが最…

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』最高だったね!!